2022年7月22日金曜日

第3064話 美女軍団と囲む焼肉 (その2)

最寄りはJR山手線・駒込なれど
地番は北区・西ヶ原の「炭火焼肉 きたむら」。
もっともメトロ南北線・西ヶ原もそう遠くない。

美女軍団との食事会は
いや、飲んだり唄ったりも重要な要素なんだが
いつの頃から始まったのかというと、6年前。
浅草は観音裏のもんじゃ(水焼き)でスタートした。
以来、いろんなところへ行ったなァ。

さて、さて、キムチを分け合い、肉焼き用意ドン!。
最初は女子の大好物、タン塩である。
J.C.はコイツを食べる習慣がない。
よって注文は1人前にとどめた。
いえ、1切れだけつまんだけどネ。

お次のハラミがとてもよい。
柔かさもさることながら
シットリとした質感に加え、
歯をささやかに押し返す弾力性。

そう言やあ、近頃、
昔の定番・ロースをあまり食べなくなった。
まあ、焼肉店を訪れる頻度が激減してるからネ。
若い頃は好きであんなに食べた焼肉なのにー。

続いてカルビ。
これは少々歯応えがあった。
ハラミのように噛めば噛むほど肉汁あふれる、
という塩梅にはいかない。
ハラミを”優”とすれば、
カルビは”良”といったところかー。

そして本日の主役、つぼ漬けサガリをー。
予約の電話の際、スタッフに
入荷のアルやナシやを問い合わせると
その日によってまちまちらしい。

先刻のオーダー時に接客のオネエさんは
二人前アルかナイかだと言う。
即刻、そいつを抑えたのだ。
サガリはハラミとほぼ同義ながら
ハラミの下部に当たる。
下にあるから下がり。

サイコロ状にカットされ、
口元に運び、咀嚼に及べば、
口内は肉汁いっぱい、よだれもいっぱい。
コイツはまごうことなき”特優”でありました。

若い二人はスペインの赤。
ロートル二人は知多のハイボールにスイッチ。
肉の追加はレバーX2、ツラミ(頬肉)
これらもなかなかである。
軍団はまだ食いたいとヌカす。
冷麺(ネンミョン)とクッパを通したヨ。

当方は二次会の下準備のため、締めの食事はパス。
彼女らを残して一足先に谷中のよみせ通りへ。
勘定は任せてあと精算。
何のこたあない、
スイカによるせっかくの両替は無駄でした。
ポケットいっぱいの千円札。
これもまた或るシアワセのカタチと言えましょう。

「炭火焼肉 きたむら」
 東京都北区西ヶ原1-3-7ピアサクシードとも2F
 050-5593-4885