本日は恒例の6人会からのスピン・オフ。
6ー2=4人会と相成った。
舞台は京成本線・メトロ千代田線・都電荒川線、
3本の鉄道が走る町屋である。
荒川区在住の飲み助たちに
「荒川区で一番繁華な町は何処だんべ?」
問い掛けると即答する者、しばし長考に沈む者、
スタイルの違いこそあれ、
結局は町屋の名を挙げる。
城北各区を俯瞰してみれば、
練馬区→練馬、板橋区→大山、北区→赤羽、
足立区→北千住と相場が決まっているが
葛飾区だけは一箇所に断定できない。
亀有・金町・柴又・青砥・立石・
堀切菖蒲園あたりがしのぎを削ることになる。
新小岩も有力な候補だが
あの町は葛飾区と江戸川区が
一卵性双生児みたいに並び立ってるからネ。
てなこって当夜、いや、集合時間が15時だから
もろに昼飲みでありますな。
町屋の隠れ酒場「山三(やまさん)」につどった。
J.C.が当店を利用し始めたのはわりかし最近。
それでも町屋でどこか1軒択べと言われりゃ、
迷うことなく「山三」を推奨する。
この店の素晴らしいところは
豊富な品書きのどこを攻めても
まったくハズレがないところ。
とりわけ刺身と中華が傑出している。
一番奥の特等席を抑えてあった。
4人がピタリ納まる掘りごたつである。
3人は生ビール(黒ラベル)、
後輩のN々だけは何と言ったっけかな?
岡山の清酒の熱燗で乾杯。
お通しはメカブだった。
まずJ.C.が注文したのは寒メジナと
みなみまぐろ中とろの刺身。
それに小肌酢と島らっきょうである。
一同、「まいう~!」の連発。
あとはお局が海老フライ、ともクンは豚生姜焼き、
N々はレバニラ炒めと来たもんだ。
いずれも洋食屋や中華屋のレベルを超えている。
殊にレバニラは都内ナンバーワンじゃないかな?
N々なんかお替わりしてやがんの。
どの世界にレバニラお替わりするヤツがいるんだ?
一升瓶にどれだけ残ってたのか判らんが
岡山の酒はカラになって打ち止め。
J.C.はその後も生をガブガブ飲った。
締めのかたやきそばを突ついて
勘定は一人アタマ6200円也。
さっ、これから谷中はよみせ通りの行きつけ、
「G」で飲み直しを兼ねながら
歌いまくるんざんす。
「山三(やまさん」
東京都荒川区町屋2-4-10
03-3800-7057