三が日はただひたすら飲んだだけ。
いや、能登の大地震とそれに誘発された、
羽田の大事故に釘付けの日々だった。
亡くなられた方々のご冥福を心より祈ります。
かような悲劇で始まったエンター・ザ・ドラゴン。
どんな一年になるのか知れたものではない。
気を取り直したところに神保町シアターで
”フィルムでよみがえる 白と黒の小津安二郎”、
その特集が始まった。
さっそく出向いたのは
岡田嘉子主演の無声映画「東京の女」。
珍しくも生サックスの伴奏付きである。
通常の上映とは異なり、
かなりの人気を博すものと想像された。
切符は当日売りのみ。
よって開場の4時間前に窓口にて購入。
そうしておいて腹ごしらえだ。
最近、神保町シアターはほぼ行きつけ。
近くに行列の絶えない店が2軒ある。
てんこ盛りの「ラーメン二郎」と
これまたデカ盛りの「キッチン南海」だ。
どちらもわが身には無用の長物だがネ。
普段から繁盛して儲けているせいか、
正月休みをたっぷり取って、ともにまだ休み。
シアター通いのおかげで見つけた、
「カレー食堂 たんどーる」に初めて入った。
メニューはかくの如し。
★ 房総ポーク煮込みカレー ¥1200
🌸 プレーンカレー ¥ 600
🌸 季節の野菜カレー ¥ 750
🌸 国産地鶏カレー ¥ 800
🌸 房総ポークカレー ¥ 880
房総ポーク煮込みカレーに謳い文句。
=当店自慢のカレー=
房総ポークのバラ肉を塊で
とろとろ煮込み、仕上げは
独自のマサラとお醤油で !!
ふ~ん、そうなんですネ。
値段からしてかなりのボリュームだろうが
挑んでみる価値はありそうだ。
決断して券売機の前に立ったら
そいつだけ売切れだとサ。
推測するにこれは売切れではなく、
休み明けでまだ仕込みが
間に合わないものと思われた。
自慢の一品から仕込んだらどうなのヨ。
=つづく=