2024年1月26日金曜日

第3458話 Zooとも連れて 上野Zoo (その2)

母親のシンシンが中国・四川に帰ってしまったため、
双子のシャオシャオ(兄)、レイレイ(妹)を観察。
「比較的空いてます」ー貼り紙通りにスッカスカ。
平日とはいえ、何でこんなに空いてんだい?
パンダ人気は衰えたのかい?

そうではなかった。
われわれは裏口入園の池之端門からだったが
上野公園の表門から入った客はパンダの入口が逆。
そっちは何と40分待ちだとサ。

たっぷり写真も動画も撮った鶴はニッコリご満悦。
坂を上って東園に移動した。
最初に出くわすのはサル山である。
われらのご先祖ながら
どうもサルという生き物は好きになれない。
でも、観てるとけっこう楽しいネ。

アフリカ勢はゴリラも部屋の中。
インドゾウまたしかり。
スマトラトラは2頭観られた。
コンドル、オオワシ、カワウソなんぞも観て回る。

鶴の様子がおかしい。
疲れ果ててしまい、
「もう一歩も歩けない」なんて言い出す始末。
表門を出たとこにある「スタバ」に入りたいとサ。
「おい、おい、これから1杯飲るのに
 コーヒーはないだろ?」
「座りたいの」
もうちょいガマンをおし。

結局は薬局、上野駅公園口にたどりついたところで
家に帰って行った。
足手まといが消えて自由到来。
アカデミックな上野のお山から
ゴチャゴチャした上野の谷に降りてゆく。

アメ横の人気立ち飲み「魚草」に到着。
若者のグループと同じ卓の片隅に間借り状態。
青森の田酒の冷たいのと
珍しい穴子の刺身を所望した。

思い出すなァ、釜山の海岸沿いの屋台。
あちらで穴子の刺身は実にポピュラー。
NYで生はまぐりがよく食べられるのと一緒。
何だってわれらが同胞は
穴子やはまぐりの生食を避けるのかネ?
不思議なり。

やっぱり冷たいビールが恋しいが
「魚草」はエビスの小瓶のみ。
滞空10分で御徒町の「味の笛」に移動。
プラコップのドライ生をグググイッと飲り、
晴れて帰宅の途に着きましたとサ。

「魚草」
 東京都台東区上野6-10-7
 03-4400-3264

「味の笛」
 東京都台東区上野5-27-5
 03-3837-5828