上野原を出た列車は高尾に到着。
当初はこの町の「F」という、
鰻屋でうなぎバター焼きを
つまみに一杯やるつもりだった。
ところがネットの写真を見て
ゲンナリしてしまった。
見るからに脂っこそう。
もしコレが美味ならば
他店も追随するに違いない。
どの店もやらないということは
やっぱり駄目なんだろうヨ。
脂っこいうなぎに
油っこいバターは
やはりいただけないと
誰しもが思うハズだ。
高尾で東京行きに乗り換えて
二つ先の八王子で下車した。
この街は16年ぶりになる。
その節は街最古のラーメン店で
ラーメンを食べた。
当欄では紹介しそびれたが
当時のメモが残っている。
「釜玄」のほとんどの客は
ラーメンを注文する。
他にはチャーシューメン、
メンマラーメン、かけラーメン、
それしかないからネ。
具はももチャー・シナチク・海苔。
柔かく煮られたシナチクが旨し。
醤油スープやや甘めで酢と好相性。
ちぢれ麺は太くも細くもない。
ややヤワいがノビにくい。
後味のいいラーメンといえる。
卓上にはギャバン黒胡椒に
生酢と割り箸立てのみ。
食券制でラーメンは550円、
かけラーメンが450円。
前掛け姿のおばちゃん3人。
白い髪を角刈りにした店主は
一人もくもくと仕事に打ち込む。
帰りに近くの「都まんじゅう」へ。
懐かしさに10ケ入り300円を購入。
中身の白あんは白いんげんと
砂糖のみだったんだ。
熱いうちに食べたくて
2ツほど道端で立ち食い。
行儀が悪いが旅の恥はかき捨て?
そこまではいかないだろうヨ。
と、ありました。
牡蠣カレー焼き飯のおかげで
腹はちっとも空いちゃいないが
今回を逃すと、またいつ来れるか
知れたものではない。
頑張るとするかな。
見覚えのある店先にやって来た。
キャノピー(ひさし)が
ピンク&ホワイトの
キャンディー・ストライプ。
その下の看板には
ラーメン専門店 竹の家
こんな名前だったかなァ?
薄茶色の暖簾を潜った。
=つづく=