前話のつづき。
少なくとも37歳オーバーの白鳥・ガリップ。
ミルザン小父さんが歩くたびに
羽をパタパタさせながら、こちらも歩いてあとを追う。
(映像はyoutubeで見られます)
番組にリモート出演していた薄口評論家の杉村太蔵が
「こういうの見てると涙が出ちゃうのは
僕も大人になったんですかね?」―つぶやくと
すかさず大下サンが
「大人です、大人です」―フォローする。
あの光景に涙するのは太蔵クンがいいヤツの証し。
一時はコイツ、バッカじゃないの?
思っていたが、好漢に好感を抱いた。
とにかくガリップは人間なら百歳超え。
ミルザン小父さんは彼女が天に召されたら
大理石の立派なお墓を建てるそうだ。
てなことを書いてたらトルコ料理が食べたくなった。
その日は理髪日だったから行き掛けの駄賃として
都合のいい所にターキッシュはないものか?
すると・・・あった、あった、ありました。
東急大井町線・荏原町の仲通り商店街に
「トルコレストラン
DEDE」がありました。
トルコ人の旦那と日本人の奥さんの切盛りと聞いたが
実際はトルコ人男性のツー・オペだった。
さっそくトルコ周遊中は毎日飲んだエフェスをお願い。
すっきりタイプのピルスナーである。
この小瓶は日本のものより若干少ない300ml入り。
アルコール度5%で原料は麦芽とホップと水のみ。
トルコ料理の第一感はケバブ類と羊飼いのサラダ。
ケバブはラムでいきたいがランチタイムは
ビーフかチキン、それもドネルケバブだけ。
夜のメニューにはラムのシシケバブがあった。
昼唯一のラムものはキョフテ(900円+)。
牛との合挽きハンバーグでコレにするしかない。
出だしのトマトスープはなかなかだ。
メインプレートには小判形のさつま揚げみたいのが4枚。
トマト・きゅうり・キャベツのサラダに
ライスは型抜きされているものの、ごくフツーの白飯。
エフェスをお替わりし、フォークを手に取る。
フム、ふむ、ラムラムしさは薄くとも
それなりに美味しくいただけた。
食後のチャイはミルクなしの砂糖オンリー。
会計は2176円。
レジの傍らにティップ・ボックスが置かれている。
それではと千円札3枚で支払ったおつりから
ビッグコイン(ビットコインじゃないヨ)をつまみ、
財布を持たないため、パンツの右ポケットに投入し、
「残りはボックスへどうぞ、ごちそうさま」
「どうもありがとゴザイマス」
東急大井町線を大岡山で
同目黒線に乗り換え、不動前へ向かいました。
「トルコレストラン
DEDE」
東京都品川区中延5-6-17
03-3786-5600