今日はこのところ定例会の様相を呈する6人会。
舞台を浅草の花川戸に設けた。
あの悪夢のチキンライスのネ(第3223話参照)。
例によって独り0次会を催さねばならない。
さすれば、ここは「神谷バー」でキマリだ。
いや、混んどる、混んどる、ほぼ満卓。
どうにか大テーブルの隅に滑り込んだが
ほどなくいっぱいになり、、
数少ない立ち飲みスペースまで客があふれ返る始末。
週末とはいえ、いや、驚いた。
2年前、2階の「レストラン・カミヤ」だったが
最初から最初までJ.C.独りきりなんてこともあった。
エンコの街も完全復活である。
集まりが控えているのでドライの大瓶を
1本だけにして、即退店。
隅田公園沿いに北へ歩いた。
今回はちょいとばかり趣向を変えて
ガレット専門店「CACOM」。
元々はメンバーに誕生月が2人いるため、
銀座7丁目のライオン旗艦店、
5階にある「音楽ビヤプラザ」の予定だったが
2年前に閉業してやんの。
コロ助の仕業以外の何物でもありゃしない。
あんないい店をつぶしやがって困ったヤツだヨ
ガレット(そば粉のパンケーキ)とくれば
同じブルターニュ名物のシードル(りんごの発泡酒)。
こいつを先着のお局と飲み始めた、
ほぼ予定時刻の15時にみな出揃い、
ハートランドの生で乾杯。
偏屈な店だヨ、アサヒのひざ元でキリンだとサ。
家族経営の当店で本日の切盛りは姉と妹の二人。
事前の打ち合わせで料理は決めてある。
スターターはサラダだったが
「枝豆食べた~い!」の声が上がり、通した。
それもフツーの茹でと
ガーリックオイルで炒めたヤツの2種。
アイデアも味もいいんだが指先が油まみれ。
レタス主体のサラダも
シーザーとオレンジ風味のドレッシング2種、
ともに手造り感に満ちてなかなかだ。
ガレットもまたまた2種。
ポピュラーなコンプレット(ハム・チーズ・玉子)と
クワトロ・フォルマッジ(4種のチーズ)。
コンプレットは英語のコンプリートのことで
完全な、完璧の、を意味する。
チーズはゴルゴンゾーラ、グリュイエール、
グラノ・パダーノにあとチェダーだったかな?
こちらにははちみつが添えられる。
シードルは国産のキリンで
飲み続けても飲みごたえがないため、
リストを眺めて珍しくも
キューバ・リバー(クーバ・リブレ)にしてみた、
自由なるキューバは
いわゆるバカディ・コークである。
=つづく=