よおし、やつらを喰ってやろうと思ったJ.C.、
敵地に乗り込んだ。
と言っても都内に彼の国の料理を喰わせる店など
あるハズもない。
ところがある所にはあるんですな。
それも灯台下暗し、われ棲む町にあったのでした。
外国人の若者に人気が高い、
さくらホテル日暮里のカフェにして
メインダイニング「サクラカフェ」だ。
国民食のマサ・ディ・ガリーニャは
鶏もも肉とポテト・にんじん・キャベツの塩煮込み。
泊り客から教わったレシピを再現して
かれこれ1年以上のロングセラーとなっている。
それは知っていたが食べるのは今回が初めて。
すべてはバスケット、W杯の成せるわざである。
試さなかったのは当カフェ、何を食べても不味いから。
モーニングなんかヒドかった、ジッサイ。
日本の勝利に願かけて期待もせず、来襲した。
中野新橋の山形料理屋で生をいただき、
気に入ったカールスバーグとともに発注。
ここでは小瓶だけどネ。
すると・・・かなりイケるんでないの。
仏料理のポトフにも似た、やさしい味わい。
添えられた白飯にはイタリアンパセリが散っていた。
思いもかけない、くつろぎのひととき。
「サクラカフェ」は
カーボベルデまでカバーするくらいだから
世界各地の料理をメニューに載せている。
カオマンガイ ガパオライス(タイ)
フィッシュ&チップス(イギリス)
ギネスシチュー(アイルランド)
パエリャ ピンチョス オムレツ(スペイン)
スパゲッティボロネーゼ(イタリア)
タコライス(メキシコ)
といった塩梅だ。
今回のマサ・ディ・ガリーニャが好かったので
冷え込んだ互いの関係が修復された。
このレベルに来てくれれば、
利用する機会も増える。
以下の記述は今夜の一線を観てからにしよう。
ハイ、勝った、よかった。楽しんだ。
得意とする第四Qで追いつめられるとは
夢にも思わなかったけどネ。
「サクラカフェ」
東京都文京区千駄木 3-43-15
03-5685-1200