2023年9月14日木曜日

第3362話 奥世田・チトカラの担々麺

世田谷の奥へ行った。
担々麺を食べるためだけにー。
行った先は京王線・千歳烏山。
若者たちがチトカラと呼ぶ街だ。
J.C.はこの辺りを世田谷の奥、
いわゆる奥世田と呼んでいる。

駅から歩いて10分弱。
千歳烏山から成城学園前方面に向かう、
はっけん通り添いに「天天厨房」はあった。
夜は本格的な台湾料理がいただけ、
昼は生担々麺の専門店となる。

カウンター主体のコンパクトな店は夫婦かな?
30代と思しき2人の切盛り。
料理担当の男性は判じかねただ
接客を受け持つ女性は
言葉遣いからして、なでしジャパンだろう。

カウンターに促され、台湾ビールをお願い。
ほかには同じ台湾のフルーツビールしかない。
台湾ビールは大陸の青島よりずっと好きだ。
小瓶だから、すぐに2本目。

昼は生担々麺のみの提供で
汁アリ、汁ナシ、麻辣の3種。
ほかにサイドメニューとして
揚げパイコー、魯肉版、水餃子。
そしてトッピングが
肉みそ増し、パクチー、小松菜、極玉子。
汁アリ(950円)と水餃子(200円)を通した。

先に来た水餃子はフツーの美味しさ。
続いた汁アリ生担々麺のスープを一口。
う~む、思わずうなった。
極上の美味しさはコク味に奥行きがある。

具材は肉みそ、小松菜、刻みねぎ。
麺は極細のほぼ真っ直ぐ。
コイツは残せんゾ、味わいつくしたい。
あわてて追い飯(100円)を追い注する。

細いくせに最後までノビない麺もさることながら
スープ・イズ・ザ・ベスト。
チトカラだけにちと辛いけど
人生最高の担々麺が此処にある。

これは再訪必至。
仲間を誘い、夜の台湾料理を試したいが
2人掛け2卓にカウンターだけでは
大勢の来訪は難しい。

ドアを開けてくれた奥さん(?)の笑顔に
送られて気分爽快。
はっけん通りを戻って往きました。

「天天厨房」
 東京都世田谷区粕谷4-18-7
 03-6754-6893