2026年4月29日水曜日

第4057話 醤油醸造発祥の地へ

和歌山の1泊目はぐっすり。
早起きして昨晩の美園町を散歩。
前夜は気づかなかったが
大きな商店街にアーケードが
縦横無尽、走りまくっていた。

この日はJRきのくに線に
45分乗って湯浅を訪れた。
和歌山の南25kmに位置する、
醤油醸造発祥の地である。

いの一番に赴いたのは
湯浅駅から徒歩3分。
土手焼きが名物の「はたよ食堂」。
無人の店内に踏み入ると
奥からオヤジさん登場。

「観光?」
「ええ、さっき着きました」
ドライ大瓶に土手焼きを3本。
内訳は、牛すじ&こんにゃく、
大根、厚揚げである。

黒ラベルの中ジョッキに切り替え、
話好きのオヤジさんとしゃべくる。
話題はもっぱら日米の株式市場。
あとは為替相場だ。

40分ほどの滞空でお勘定。
「1670円!」
千円札を2枚出して
「お釣りはけっこう」
「エッ? チップくれんの?
 ありがと、ありがと!」
伝統的建造物群保存地区を
隅から隅まで歩き廻った。

夕暮れには和歌山帰着。
今朝見つけた美園アーケードへ。
「菜乃屋」は女性4人の切盛り。
ビールはサントリー生大瓶だ。
お通しのマカサラが意想外の佳品。

本日のお造り二種盛りは
ばちまぐろ赤身&かんぱち。
すかさず紀の川の銘酒、
雑賀を貰って即席づけの作成。
醤油は関西特有の甘口につき、
食卓塩を振り込んで辛口にする。

刺身でそのまま食するよりずっと
づけは味覚に訴えて来るのだ。
サントリー知多の炭酸割りを
Wで1杯いただき、2軒目へ。

昨夜に続いて「酒一」を再訪。
さっそくドライ中瓶を1本飲み、
当店の常備酒、伏見の豊富をー。
これは ”ほうふ” ではなく、
”とよとみ”と訓ずる。
云われてみて虚を衝かれるのは
日本人の頭に ”ほうふ”が
こびりついているからだろう。

旅に出ると野菜が不足がちに
なるので補うために春菊おでん。
そして此処にも鹿と猪が居た。
「多田屋」みたいにステーキは
やらないが串焼きのほか、
ソーセージがあり、猪でお願い。
うん、串焼きより柔らかく、
なんぼか食べやすい。

明日は早起きのため、
深酒を避けて帰宿に努めました。

「はたよ食堂」
 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1290
 073-762-2876

「菜乃屋」
 和歌山県和歌山市美園町5-6-5
 073-422-6363

「立ち飲み 酒一」
 和歌山県和歌山市美園町5-12-3
 073-436-4613