佐渡島に本店を構える「佐渡弁慶」。
屋号の由来は存ぜぬが
新潟市を中心に展開しており、
首都圏では埼玉県・浦和、
千葉県・津田沼にも
廻転寿司店がある。
さほど気に入った、
というのでもないけれど
何度か通うようになった。
一番ありがたいのは
腹の具合によって
あまり食べなくてもよいこと。
あるときなんぞ、中瓶2本に
にぎり2カンだけで出て来た。
もっともこれは極端なケース。
平均すれば6~8カン。
10カンやっつけたことさえある。
正直なところ、立ち食い鮨よりも
立ち飲み麦酒に
使い勝手の良さを感じている。
一度、麦歩ともを連れて来て
やろうと思っているが
蕎歩とものナンパに先を越された。
実は J.C.、当店のにぎりをぜひ、
本わさびで味わいたいと思っていた。
とある日、わさびとおろし板持参で
Mきともどもカウンターに横並ぶ。
職人は注文に追われて
目線が手元に集中するが
周りの客の目は気になる。
一人だと目立つため、
Mきをカモフラージュにしたのだ。
案の定、彼女は大満足の大歓び。
後日、念願の佐渡産桜マスはじめ、
アラバチメ・イシモチ・オニカサゴ・
本あら・ホウボウ・クロソイなど、
様々な珍魚をいただいた。
珍しかったのはマトウダイ(的鯛)。
生を食べるのは生まれて初めてだ。
仏ではサン・ピエール、
伊ではサン・ピエトロと呼ばれ、
珍重される白身魚の王者である。
デリケートな味わいに
ミシッ、ミシッと来る食感も
まことに快適、美味の極みであった。
豊富なイカ類もスミイカ、
スルメイカ(真イカ)のほか、
気まぐれで普段は滅多に食べない、
紋甲イカまで試したが
驚いたのはこの紋甲クン。
噛んだらパキッ、パキッと来た。
今まで馬鹿にしていたイカを
あらためて見直す羽目に陥る。
以来、寄れば食べる必注種目に
格上げされたのでした。
半月に一度は立ち食い人に
なるつもりでおります、ハイ!
「立喰寿司 佐渡弁慶 上野店」
東京都台東区上野7-1-1
上野駅構内
03-6284-7253