2026年4月7日火曜日

第4038話 肝焼きと ひれ焼き食べて 桜坂 (その1)

例によっていつものヤツが
福山雅治の桜坂を歩いてみたい、
そう云うもんで腰を上げた。
東急多摩川線で
多摩川駅から一つ目、
沼部駅で待ち合わせる。

30分先乗りして駅周辺を散策。
この町へ来るのは二度目。
8年前にここから
とっとことっとこ歩き、
武蔵新田の居酒屋と
矢口渡の鮨屋で飲んだ記憶あり。

時間通りに現れた、
麦歩ともを引き連れ、
潜った暖簾は鰻屋「川京」。
どこか聞き覚えのある屋号だ。

実は念のため、前日に電話で
席の確保をしておいた。
その際に品切れが懸念される、
肝焼きとひれ焼きを2本づつ、
キープしてもらう。

ドライ中瓶を注ぎ合って乾杯。
突き出しはウドのキンピラ。
なかなかに気が利いているし、
味付けもよろしい。

自家製新らっきょうは甘酢漬け。
新といってもけっこうなサイズだ。
新竹の子の刺身もお願い。
新のお好きな店である。

2本目を通したとき、
肝とひれが焼き上がった。
当店の実力が如実に
表れる出来映えに
二人の笑みがもれる。

本日の相方のセーターは水色。
ビールはもう1種類、
キリン晴れ風の用意がある。
そのラベルと同色なのだ。
キリンでは好きな銘柄につき、
3本目は晴れ風に移行した。

この店なら焼き鳥も
イケるんじゃないかー。
そう思って2本お願い。
相方は塩、当方はタレである。

そうしておいてうな重は
1人前を分け合うことにー。
(松)は4分の3尾付けで
上半身が半尾、
下半身は4分の1尾。

下(しも)好きな J.C.、
有無を言わせず、そいつをゲット。
すると、これが超一級品。
美味しさに一瞬、言葉を失った。

=つづく=