2026年7月20日月曜日

第4128話 吟行で 汗だくだくの 百花園

「鳩家」で豆鉄砲を食らったが
とにかく腹ごしらえは済んだ。
さァ、吟行である。
5分歩いて向島百花園に到着。
30年ぶりくらい、
いや、もっと昔じゃないかな?

それにしても猛暑日寸前。
園内を歩き回るも
汗だくだくと来たもんだ。
J.C.は牛丼でもかつ丼でも
つゆだくは大嫌い。
汗だくはもっとイヤだ。

唯一、目を和ませてくれたのは
荷風好みの寂れた池を
泳ぎまくるカルガモの雛たち。
三井物産の池が消えたあと、
こんなところに来ていたのかー。
まさか同じファミリーって
こたあないかー。
しかしこの池、
鯉の子一匹居らず、何かヘン。

民家のような一棟、
御成座敷(おなりざしき)で
句会は始まったが
参加者はわずか3名。
高齢のお婆ちゃんたちが
家族の引き留めに合い、
断念したものと思われる。

何せこの会、J.C.が最年少にして
ただ一人の雄(♂)。
毎月、敬老の日が
やって来るようなもんなんだ。

まっ、それもいいだろう。
普段、娘とは云わないまでも
そこそこ若い元娘と
飲む・食う・歩くの日々だからネ。

人数が少ないせいか、
13時スタートが15時過ぎには終了。
婆ちゃんたちとは
歩く速度がまったく違うため、
玄関でお別れする。
数日後には、三鷹でまた
顔を合わせることになる。

帰り際、御成座敷の生垣に
かんつばきの名札を
ぶら下げた一株を見とめる。
ここで俳人・J.C.、
すかさず一句。

寒椿 吐くのはよそう 痰唾

お粗末!
ハハ、句会じゃとても
発表できそうにないですな。

「向島百花園」
 東京都墨田区東向島3-18-3
 03-3611-8705