2026年10月28日水曜日

第4216話 福井よいとこ 一度は行かにゃ (その2)

旅先の夜はスナックに
寄ること多々あり。
今夜もそうだった。
片町の片隅にこんな店があった。

福井で最初のカラオケ
音響一級品
飲み放題・食べ放題2000円
1品税込み500円

安心価格もさることながら
”福井で最初”に惹かれ、
3Fの「E」に上がってみると
店主独りにバーレディも独り。
中ジョッキ4杯とハイボール1杯。
1時間で2曲歌い、
女性に2杯おごって3千円の支払い。
そこそこ楽しいひとときを過ごした。

翌日の昼も再び片町へ歩く。
福井名物・ソースカツ丼発祥の店、
「ヨーロッパ軒」には20人ほどの列。
此処は夜に再訪するとして
夜行く予定だった老舗中華料理店、
「ピリケン本店」に振り替える。

足羽(あすわ)川のほとり、
九十九橋のたもとに
立派な構えの建物があった。
創業は大正10年(1921)。
すでに百年を超えている。
何でもエビチリ&エビマヨを
2皿取り合わせた、
紅白海老合戦が名物とのこと。

足羽川を臨む2階の窓辺で
ドライ中瓶を飲みつつ開く、
品揃え豊富なメニューに
お食べ得感あふれる、
組み合わせランチあり。
麺・飯・一品から
一つづつ択んで1100円と破格。
紹介してみましょう。

■麺
ピリケンラーメン・四川ラーメン・
五目ラーメン・あんかけ焼きそば
■飯
中華飯・ホイコーロー飯・天津飯・
炒飯
■一品
トンポーロ(東坡肉)・エビチリ・
焼売・春巻・餃子

タイトルロールのピリケン、
天津飯、トンポーロを選択すると
いずれも水準が高い。
殊にトンポーロなど、これだけで
1100円の価値を見出すことが
出来るほどである。

中瓶2本にちょいと気張って
陳年紹興酒 貴酒十年を
1グラスいただく。
これが1200円だった。

1階のレジ横にピリケン像が鎮座。
説明書きの”ピリケンの由来”に
1908年、アメリカの女流美術家の
不思議な夢により誕生したとあり、
像の足の裏をなでながら願い事を
唱えると良い事が起こるそうだ。
J.C.には足裏に触れる習慣がなく、
見合わせておいたがネ。

九十九橋を渡り返して市内の散策。
柴田勝家由来の柴田神社、
福井城址、養浩館庭園を廻った。

=つづく=

「つくも橋 ピリケン本店」
 福井県福井市つくも1-5-28
 0776-36-3536