2022年5月19日木曜日

第3018話 午後の憩いは「いこい食堂」

この日の遅い昼めしは
東京スカイツリーのふもと。
地番は業平橋だが
メトロ半蔵門線B1出口すぐそばの
「いこい食堂」に午後の憩いを求めた。

老夫婦二人の営みは
店内に穏やかな雰囲気を漂わせる。
のんびりするなァ。
先客は誰もいない。
カウンターに着き、ドライの中瓶を通して
品書きの吟味に入った。

おっ、お誂え向きの定食があるゾ。
軽食 五百円定食
 (小盛ライス)
これはありがたい、量、価格ともに。
下町ならではだネ。
しかも13種類もあるんだ。

例えば
1番-アジフライ 3番-ハムかつ 
10番-ヒレかつ 11番-納豆目玉焼き
といった具合。
8番-キスフライをお願いした。

お皿にはキス1尾、繊切りキャベツ、
マカサラ、目玉焼き。
脇は小冷や奴、緑のキューちゃん風、わかめ味噌汁。
なるほどライスは小盛りである。
ビールと仲の好い友だちに成り得る定食だ。
こういうのあちこちでやってくれないかな。

ほぼ食べ終える頃、オジさんが現れて
11番を注文した。
これを潮に1050円を支払い、
スカイツリー足下の運河沿いを吾妻橋に向かう。

最近、御用達の角打ち「明治屋酒店」再訪。
いつ来ても空いている。
オメエが真っ昼間から飲むからだろがっ!
ってか? ハイ、ごもっとも。

本日はアサヒマルエフの中ジョッキと
ハンガリーのリキュール、
ウニコムのミニチュア瓶をロックでー。
マルエフは生ビールの復刻版で
まろやかさがウリだが
普段から慣れてるせいか
スーパードライのキレ味に軍配。

この日は定期健診のため、
歯科医院の予約を夕方に入れてある。
一度帰宅し、しっかり歯を磨いて
臨むことにいたしましょう。

「いこい食堂」
 東京都墨田区業平4-15-11
 03-3623-0259

「明治屋酒店」
 東京都墨田区吾妻橋3-7-12
 03-3622-1592