1月半ばに一度度訪れた、
八戸の食堂兼酒場「8 base」。
リポートした際に近々再訪する旨はお伝えした。
今宵はそこで飲むつもりである。
だが、その前に1軒、立ち寄りたい店があった。
当欄で何度か紹介した、
北海道酒場の「きたぎん!」がソレ。
何だよぉ、また行き掛けの駄賃かよぉ!
ってか? 仰せの通りにございますればー。
てなこって八戸の前に北海道である。
われながらオツなマネをするもんだと、
感心することしきりなり。
時刻は16時半、今夕最初の客としてカウンターに。
何杯飲んでも299円の中ジョッキを通す。
銘柄はもちろんサッポロ黒ラベル。
例によってオキマリのお通しは
一口ネギトロいくらごはん(400円)。
何が入っているか判らないネギトロは
普段なるべく避けるようにしているが
当店に限り、なかなかにイケる。
飲み初めのチョコッとごはんは
ときどき見かける手法だが好きだ。
来れば食べるの山わさび涙巻きは
次があるため、涙を飲んだ。
北海道は何てったって山わさび。
イギリスのホースラディッシュ、
フランスのレフォールですネ。
ん? たらば蟹のかにみそあえ(680円)がある。
何でまたこんなに安いんだ。
読者におかれては
J.C.の蟹好きは先刻ご承知であろう。
何てったって蟹座の生まれですからネ。
ジョッキのお代りとともにお願い。
するとこれが美味いのなんのっ!
いい塩梅に蟹味噌がからまり、
身も脚肉みたいな上等部位ではないものの、
適度な歯応えに蟹の風味も万全。
おそらく胴体の脇のペラペラしたとこだな。
即刻、お替わりするところなれど
2軒目があるため断念。
でも近いうちにアイ・シャル・リターン。
ラムレバーの炙りなんかも食べたいし・・・。
代わりにジョッキをまたお替わりし、
滞空30分で津軽海峡を渡った。
ほうら、吉幾三も歌ってやすぜ。
「きたぎん!」
東京都千代田区有楽町2-1-7
03-6205-8887