7年前の今頃、一度訪れた、
文京区・関口の「蕎麦人 弁慶」。
その系列店が同区・千駄木に出来たのは
3年ほど前だったろうか?
其処が面白いものをメニューに載せ始めた。
和牛モツのそばとラーメンである。
加えて、えぞ鹿せいろと来たもんだ。
何度か利用しているが
再訪の価値ありと判断して赴いた。
初めはモツそば。
サッポロ赤星の中瓶と一緒に通す。
すると4点盛りのお通しが運ばれた。
品書きにはアルコールを頼むと昼夜問わず、
オッツケられるとある。
しかも390円がチャージされる。
夜ならまだしもランチタイムに気易く飲む、
ビール1本にこれはないだろう。
またその内容がヒドいんだ。
蒸した鳥むね肉、揚げた鳥皮、切り干し大根、
薄っぺらい玉子焼きと、
よくもまあ、愚にもつかないものばかり。
中瓶本体が750円だから合わせて1140円。
真っ昼間から、これはないぜセニョリータ!
ここで思い起こされるのが2週間前の「川勇」。
墨田区・石原のうなぎ屋さんだが
あすこは好かった。
スーパードライは同じ750円ながら大瓶だ。
良くできた油揚げ&切り昆布の煮たのはフリー。
雲泥の差とはこういうことを言う。
この差を文京区・千駄木と
墨田区・石原の違いと断言したら
千駄木に悪いから言わないけれど・・・
あれェ、言っちゃったかー。
文京区民のみなさん、ごめんなさい。
ん? 自分で自分に謝ってどうすんだ!
その日はどうにか気を取り直し、
モツそばに挑んだ。
ビールの恨みは恨みとして、そばは美味しかった。
このフェアな精神こそが
J.C.のJ.C.たる所以である。
勝手に自画自賛したところで
以下、次話でありんす。
=つづく=