夜にはガッツリ・ディナーが待ち受ける、
週末の昼下がりである。
軽くつまんで軽く飲もうという腹積もり、
JR山手線を降りたのはオヤジの聖地・新橋だ。
地下に潜って新橋駅前ビル。
B1、1F、2Fとめぐって
落ち着いたのは2Fの「ビーフン東」。
10年ぶりくらいになる。
カウンターでドライの中瓶と
焼ビーフン(並)の小盛りを通した。
昼間の当店は焼とスープのビーフン2種。
あとはバーツアンと呼ばれるちまきのみ、
これだけなのにけっこうな客入りだ。
焼ビーフンといっても軽く炒まったところに
豚肉が数枚、キャベツ、もやし。
アッサリしていてなかなかよろしい、
加えて炒飯に付いて来る清湯。
お茶は温かいジャスミンティー。
卓上には、にんにく醤油、
白胡椒、紙ナプキン、爪楊枝。
運んでくれたオジさんが
「これを少しかけてネ」と
にんにく醤油を指し示す。
美味しくいただき、会計は1300円也。
もう1軒をと目論み、ガードをくぐって西口へ。
今度はニュー新橋ビルに潜った。
こちらは中国色が濃くなり、
ちょいとばかりガラも悪くなる。
地下1階を3周ほどしたが気に染まる店はない。
地上に出て界隈を物色するもやはりダメだ。
結局は薬局、駅前ビルに戻ったヨ。
自分でも何をしているのか判らない。
B1の「立呑処 へそ」に滑り込んだ。
赤星大瓶と熊本産馬刺し(890円)を所望する。
千興ファーム の赤身は半解凍のルイベ状態で来た。
これがとてもウマい。
通路を挟んで向かいにあるトイレに行く際
オニイさんに
「トイレなんだけど、払っとこうか?」
「いや。けっこうです」
「戻って来ないと困っちゃうでしょ? 」
「信用してますから ダイジョブです」
J.C.は大体どこでも信用される。
自分で言うのもなんだけど
信頼感指数はかなり高いものがありますからネ。
「ビーフン東(あずま)」
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル2F
03-3571-6078
「立呑処 へそ新橋駅前店」
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビルB1
03-3289-9380