都内23区で
J.C.の出没率が高いのは
上野、浅草が頭抜けている。
あとは銀座・神保町・北千住辺り。
それがこのところコリアンタウン、
三河島が頭角を現してきた。
この日も行く先を決めずに
日暮里駅前から
亀戸駅行きのバスに乗った。
まだ11時半だったが
三河島駅前を過ぎてほどなく、
気になっていた「焼肉リン」を通過。
営業中の看板を見とめ、
尾竹橋通りと明治通りが交差する、
宮地の交差点であわただしく降りた。
小ぢんまりとした店内は
四人掛けが四卓だけ。
二卓はすでに埋まっていた。
ぜいたくに独りで一卓を占有。
ドライ中瓶をお願いした。
お運びの女性は外国人だが
コリアンではない。
おそらくミャンマーかネパールで
丁寧な接客ぶりは
間違ってもチャイナじゃなかろう。
ランチメニューに目を通す。
どちらも1400円のカルビ定食と
ハラミ定食で迷った。
脂身を取るか
赤身を取るかの二者択一。
ハラミにしようかな?
そこに割って入ったのが
和牛カルビ定食(1800円)だった。
四人掛けを独りで占めているんだ。
多少なりとも売り上げに協力して
ぜいたくついでに和牛行っちゃえ!
綺麗なサシ入りスライスは6枚。
その上に南瓜と人参が1切れづつ。
あとはワカメスープに
サラダがサニーレタス・水菜・
人参・玉ねぎ。
キムチは白菜に加え、
きゅうりのオイキムチも1個。
韓式定食はおかずが多彩だが
当店もご多分にもれることはない。
家を出たときに
独りで肉を焼くことなど、
まったく想定していなかった。
先刻の彼女が赤いペーストを
運んで来てくれた。
ヤンニンジャンである。
醤油・唐辛子・ニンニク・生姜・
ねぎ・胡麻油などからなる、
非発酵調味料がコレ。
発酵調味料のコチュジャンは
ビビンパやチゲとの相性がいいが
ヤンニンは焼肉や餃子に向いている。
中瓶を1本にとどめ、
お勘定は2695円。
たまには独り焼肉もいいもんだ。
さあ。七五三通りを抜けて
日暮里まで歩いて帰ろう。
「焼肉リン」
東京都荒川区荒川3-68-1
03-6681-4249