今日から1都3県は再び緊急事態宣言下ながら
無事に三が日をやり過ごし、外飲み解禁に及んだ。
元旦は朝からずっと内飲みだったが
いよいよ足元のボール&チェーンを外すときが来た。
♪ おいで鎖をはずし しなやかな獣になり
奪い取られた何かを 取り戻しに行こう
夜はあたたかい 夜は美しい
愛し合うだけ ほかに何がある
もう一人のお前を もうひとつの人生を
誰も知らない ♪
(作詞:山川啓介)
小川真由美がヒロインに扮する、
「ご存知!女ねずみ小僧」の主題歌「真夜中の子守唄」。
ヒデとロザンナの歌声が茶の間に流れたのは1977年初夏。
このとき日本全国津々浦々、ジュリーの「勝手にしやがれ」と
ピンク・レディーの「渚のシンドバッド」が席巻していた。
翌年、突如として現れたサザンのデビュー曲のタイトルがここから生まれたのは、よく知られたエピソード。
それはそれとして出向いたのは
荒川区・日暮里駅前ロータリーに面した「又一順」。
界隈きっての老舗中国料理店を
ここ数ヶ月、ちょくちょく利用している。
ニューヨーク在住時、ミッドタウンに「又来屋」なる、
焼肉店があり、現地の日本人に人気だった。
みんな「またこいや」と呼んだが、つい先日ふと思い、
友だちの同僚の韓国人に読み方を訊いてもらったら
「うれおっ」というんだそうだ。
チャイニーズ「又一順」は「ユー イ シュン」と音ずる。
外飲みといってもランチタイムにサクッと飲ったら
早めに帰宅し、晩酌は家でするつもり、
帰りに近くのスーパー「マルマンストア」で
食材を調達する予定だ。
この日は1月5日、早朝に豊洲で初競りも行われた。
入店すると、ほぼ満卓。
2階席を促されたが入口そばに1卓空いており着卓。
正月らしく昼からビールを飲む客が目立つ。
おおっと、BGMが「愛は傷つきやすく」じゃないか!
今朝、イメージしたヒデとロザンナのナンバーは
大正琴が奏でるインストルメンタルなれど、
これを単なる偶然と思いたくない自分がいる。
しかも作曲は語ったばかりの中村泰士と来たもんだ。
お酒とおつまみセット(840円)があり、今日はこれでいく。
生ビール・ハイボール・サワー・ウーロンハイから1杯、
小皿料理から1品択べるシステムである。
料理は、点心盛合せ、貝柱ともやしの味噌和え、大根もち、
ハチの巣セロリ和え、干し大根の玉子焼き、ピータン豆腐など。
飲みものがビール中瓶なら890円、紹興酒だと1100円になる。
さあて、令和3年の初手はどう打ち始めようかな・・・。
=つづく=