台東区・東上野はプチ・コリアンタウンのそばに
花の都・パリを想起させるビストロあり。
いえ、店内の雰囲気とかじゃなくて料理自体が―。
「ランビアンス ドゥース(甘美な空間)」。
初回は去年の春だから1年半も前。
気に染まったため、すぐにウラを返して
当欄で紹介するつもりが
いつの間にやら忘却の彼方。
たはっ、歳は取りたくないものよのぉ。
その際のランチメニューは
かくの如くでありました。
豚肩ロースのグリエ ジャガイモのピュレ添え
ステック・アッシェ(フランス風粗挽きハンバーグ)
若鳥のオリエンタル風煮込み クスクス添え
豚タンのソテー バルサミコソース
小海老と枝豆のキッシュ&ポタージュ
サラダ&パン付き 税込み1100円(昼夜同じ)
ステック・アッシェを通すと、これがなかなか。
最初のサラダはグリーンカール・ラディッキオ・トマトに
クミンがバッチリ効いたキャロット・ラ・ペ。
ステックはディジョンと種入りのマスタード2種に
クリーム&フォン、そしてキャトル・エピスの風味。
ウーロン茶がピッチャーでドンと供された。
そして今回は若鳥がソテーになり、
ブルーチーズ風味のクリームソース。
キッシュもサーモンに変わったが
他の3品はまったく一緒だ。
若鳥をお願いする。
サラダはサニーレタスとトマトにキャロット・ラ・ペ。
皮目をパリッと焼いたもも肉に
ジャガイモのピュレ&キャベツのブレゼ。
チキンの小片も混じっていた。
パンはカンパーニュで
上手い具合に温められ、これまたパリッ。
ハハ、パリらしいワケだよネ。
サラダ、主菜ともにポーションが大きい。
パリのビストロのターブル・ドート(定食)を
ほうふつとさせ、パリジャンも満足するハズ。
ニューヨーカーでも大丈夫だろう。
そして今回のピッチャーは
アイスのアールグレイだった。
グラスに3杯はあって
喫茶店のドリンク付きランチセットより
ずっとお得感がある。
当店の難点は限定的なメニューだけ。
もっとも年1回の利用なら
まったく問題ないけどネ。
本日もごちそうさまでした。
「ランビアンス ドゥース」
東京都台東区東上野2-12-2
03-6284-2962