スズメナスは現地の言葉でマクア・ポヮン。
東南アジアには珍しいナスがあるもんだネ。
グリーンカレーはとてもよかった。
タイ米(ジャスミンライス)との相性は
もちろんよろしく次回はガパオライスかな?
会計時に店名「アポカリ」の意味を訊ねた。
マダムの応えは“黙示録”。
英語のアポカリプスでは長すぎるため、
短縮したとのことだった。
シェフが米映画「地獄の黙示録」の大ファンで
どうしてもこの名前が欲しかった由。
原題は「Apocalypse Now」である。
はるか昔に観たけれど、流れるワーグナーの楽曲、
「ワルキューレの騎行」ばかりが耳に残って
映画自体はよく判らなかった。
監督のフランシス・フォード・コッポラ自身が
撮ってる途中で何だか判らなくなった、
そう言うくらいだから、さもありなん。
数日後、めしとも・Sチャンと夕食の段取り。
エスニックが食べたいと言うので渡りに舟。
「アポカリ」再訪の運びとなった。
カウンターに横並んで
泡ナシと泡アリのジョッキを合わせる。
注文は最初にトムヤムクン。
タイ料理の汁物となれば
誰しも思い浮かべる海老のスープだ。
何年ぶりだろう? 思い出せない。
ここ10年は味わっていないな。
互いにジョッキを重ね、
2品目はチキンのマッサマンカレー焼き。
味付けはよいが、ちとしょっぱいため、
すかさずジャスミンライスを―。
相方も「地獄の黙示録」を観ており、
映画談義をしばらく。
話題は「ゴッドファーザー」に及ぶ。
フランシス・フォード・コッポラ&
マーロン・ブランドとくれば当然の流れだ。
話の弾みで二人ともカクテルの
ゴッドファーザー(ウイスキー&アマレット)が
飲みたくなり、三ノ輪から移動。
バーならノガミよりエンコ。
西浅草へと流れたのでした。
ちなみにウイスキーの代わりに
ウォッカを使うと、ゴッドマザーになります。
「アジアンカフェ&バー
アポカリ」
東京都荒川区荒川1-31-7
03-5604-5694