午年の打ち初めは
松まだ取れぬ日曜日。
ドヒマなオッサン4人が
神田駅前に集結した。
いやはや負けも負けたり。
1週間の小遣いが消えちまった。
こいつは春から縁起が悪りぃや。
今年は難儀な年になるんかな?
いくさのあと、読売のM本サン、
TBSのB千チャンと3人で飲む。
雀後、よくシケコむのは
JR神田駅ガード下の「あらき」。
ところがまだ正月休みのため、
並びにある居酒屋に初入店。
屋号は奇抜な「神田劇場」。
何だよ、コレ?
神田にゃ映画館が無いから
こういうのアリなのかも?
二人は赤霧島のお湯割りとロック。
J.C.はサッポロ赤星の中瓶。
一応、正月につき、
”赤” で統一して乾杯。
つまみはそれぞれが
好きなものを通してゆく。
3人の意見が一致した、
〆さばは3人前をー。
気持ちよく注文を取った、
アンちゃんが浮かぬ顔して
戻って来た。
「すみません、〆さばが
売切れちゃいましてー」
オッサンたち顔を見合わせ、
「それじゃ、まぐろ赤身でー」
するとアンちゃん再び
「すみませ~ん!」
仕方あるまい、
河岸が開くのは明日だから。
結局、真鯛刺し・焼き餃子・
牛すじ煮込みに落ち着いた。
遅ればせながら J.C.も
赤霧ロックに切り替える。
話題はもっぱら箱根駅伝だ。
こうなるとM本サンの独壇場。
何せ、この方、
東京12チャンネル、NHKと
紆余曲折を経た駅伝を
日テレに導いた立役者なのだ。
早い話、この箱根駅伝を
国民的行事に祭り上げたのは
読売新聞なのである。
雀後の飲み会は
小一時間で終わるのが常。
ところがグラスを重ねた末に
今宵は二時間を超えた。
まったくマラソン並みだヨ。
かくして劇場の夜は
更けてゆきました。
「神田劇場」
東京都千代田区鍛冶町2-13-11
03-6822-6135