2026年1月12日月曜日

第3969話 麻婆豆腐に里芋を落とす

この日は田端銀座か、
駒込アザレア通り辺りで
昼めしをと自宅から歩いた。
谷田川通りを抜けて田端銀座へ。

「都鳥」でうなぎかな?
いやちょっと待て、先に進もう。
アザレア通りにやって来た。
町中華「喜楽」もいいが
ちょくちょく利用しているしなァ。

駒込駅東口のJRガードを潜り、
駒込銀座のさつき通り。
駅界隈は南側が
アザレア(つつじ)なら
北はさつきと来たもんだ。

10年前に1度だけ訪れた、
「食堂 じみち」を
ふと思い出して行ってみる。
記憶違いかも知れないが
感じが変わって懐かしさはない。

客入りは6割といったところ。
誰も居ないカウンターの隅へ。
ドライ中瓶をグイッと飲り、
メニューに目を通す。

食堂を名乗っていても
ほとんど居酒屋だ。
”とりあえず” のおつまみをはじめ、
おびただしい品揃えは
紹介すると疲れるのでパス。

ミニ麻婆豆腐を見つけ、即注。
滅多に頼まない麻婆だが
ミニサイズについ惹かれた。
量が少なきゃ何でもいいんだ。
里芋煮っころがしも追注に及ぶ。

どちらもまずまずの仕上がりで
麦酒の友として及第点。
里芋と豆腐の組合せは
あまり記憶にないがネ。

箸先につまんだ里芋を
手元を狂わせて麻婆の海に
ポトンと落っことした。
まっ、こういうのも何かの縁。
レンゲで里芋を崩し、
豆腐ともども口元に運ぶ。

モグモグモグ。
ん? 相性は悪くない。
いや、旨いじゃないか!
中瓶のお替わりとともに
残りは全部そうして食べた。

3カ月に1度くらい、
自宅でも麻婆豆腐を作る。
次回は同時に里芋を煮て混ぜ、
"麻婆豆里" にしちまおう。
そう思ったことだった。
読者にも自信を持って
おすすめします。

「食堂 じみち」
 東京都北区中里2-4-8
 03-3915-0205