ANA725便は9時半過ぎに
萩・石見空港に着陸。
バスが向かったのは萩の町だ。
実に21年ぶりになる。
古い町並みを散策し始める、
一行と袂を分かち、
独り食堂の暖簾を潜った。
その名を「わらじ」という。
名所旧跡、神社仏閣は
写真で見ればじゅうぶん。
旅先では飲み食い優先である。
何も食べずにドライ中瓶を。
周りの先客は釜めしを待つ。
「わらじ」に束の間、
わらじを脱いだ J.C.でした。
バスは日本海沿いを西下して
元乃隅神社にやって来た。
真っ赤な鳥居が海へ向かい、
ズラ~ッと並んでいる。
歴史は浅いが外国人にも
人気のスポットである。
あとは絶景として名高い角島大橋。
夕暮れどきには13年ぶりの下関。
日本で初めてふぐ料理店として
認可を受けた「春帆楼」に登楼。
伊藤博文ゆかりの店である。
一人旅の六人が一卓を囲んだ。
品書きはかくの如し。
先付 前菜 御椀 向付 焼物
鍋物 煮物 止肴 御飯 水物
主役は何と云っても向付の薄造り。
数えたら19切れもあった。
失礼ながらみなさん、
眼の色変えてパクパクぱくぱく。
J.C.は麦酒から下関の銘酒、
海響に切り替え、当地では
ふくと呼ばれる薄造りを楽しむ。
10切れ食べて箸を置いた。
いえ、残すつもりはありません。
熱い鍋にしゃぶしゃぶと泳がせる。
いや、たまりませんネ。
J.C.の知る限り、ふぐしゃぶは
浅草「三角」しか思い浮かばない。
見ていた左隣りの女性に訊かれた。
「お酒、美味しいですか?」
「ええ、とっても。
召し上がりますか?」
「いいえ、けっこうです」
「まあ、そう云わずにー」
酒盃に2杯召し上がられた。
食後は下関駅西口のホテルへ。
またもや単独で夜の街に出る。
この街一番の繁華街、
豊前田通り(晋作通り)は
下関の西銀座的存在だ。
スナック「タンポポ」に入店。
カラオケが無いのがよく、
サントリーVSOPまで飲み放題。
当たりの柔らかいT子ママと
会話も弾み、90分の滞空で
ドライ小瓶3本と
VSOPソーダを4杯を飲んだ。
どちらからともなく、
メルともになったのでした。
「わらじ」
山口県萩市呉服町1-4
0838-22-6100
「春帆楼」
山口県下関市阿弥陀寺町4-2
050-5457-4369