2026年1月21日水曜日

第3976話 旅の前夜は羽田泊

天空橋に着いて
駅前のホテルにチェックイン。
実は明日の朝早く、
総勢42名のツアーで
萩・石見空港へ飛ぶ予定。

早起きもラッシュも苦手につき、
旅の前夜は空港のそばに
泊まり込むのが一番だ。
荷物らしい荷物も無いので
すぐに外出する。

隣り町の穴守稲荷へ歩いた。
鳥居だらけの境内を抜け、
穴守稲荷駅前商店街で
止まり木の物色にいそしむ。
此処にしようと決めたのは
「千世(ちよ)」なる割烹だ。

このところ馴染みとなった、
田原町の沖縄酒場「三富珊瑚」。
そこのママ・K世チャンと
読みは異なるが同名店である。
いけねっ、本名をバラしちまった。

開店の17時を過ぎること3分。
カウンターの隅に促される。
接客はオヤジさん。
あとで知ったが板場は次男坊。
調理補佐が女将さん。

ドライ中瓶を通して
平目昆布締めをお願い。
お通しは赤貝ヒモ&胡瓜ぬた。
平目の〆は強めで旨みが濃厚。

屋号の由来を訊ねると
オヤジさん照れながら
女将さんをアゴでしゃくった。
なるほどそういうことかー。
もともとは下谷の出身なのに
惚れた彼女を追いかけて
大田区まで乗り込んだらしい。

赤霧島のロックをいただき、
長男の娘(店主の孫)が
手伝いに現れたところでお勘定。
「末永くお幸せにねっ!」

少食の J.C.もこれだけでは
さすがに持たない。
向かいの「中華そば さとう」へ。
ドライのレギュラー缶を
飲みながら出来上がりを待つ。

中華そばはスープの色薄く、
見た目は塩ラーメン。
ややちぢれの細打ち麺に
具材は1枚のチャーシューと
端っこの厚い小片も。
そして濃く煮込まれたシナチク。

シンプルで実に旨い。
やさしいスープにノビにくい麺。
店主は自分のラーメンの魅力を
知り尽くしているのだろう。

ところで一昨日の朝。
浅草のK世へ本日のブログに
「千世」が登場と伝えたら
彼女は此処を知っていた。
行きたい店だったんだとー。
そしての今日この日が何と、
彼女の誕生日なんだとー。

いやはや単なる偶然とは
思えぬ自分がおりました。
Happy Birthday, Kazuyo !

「千世」
 東京都大田区羽田3-2-4
 03-3744-1590

「中華そば さとう」
 東京都大田区羽田4-20-11
 070-5029-1755