飲む、食う、歌うのさんとも、
O戸サンより連絡あって久々の食事。
最後に会ったのは1月だから9ヶ月ぶりになる。
かなり長いこと引きこもっていて
ようやくコロナ禍からの啓蟄を果たした由。
といっても、せいぜい同年輩のオバタリアンだか、
ババリータだか、そんなお仲間と
明るい時間に限り、お茶を濁していたそうだ。
肉が食べたいってんで
「ふんじゃ『いきなり~』かァ?」-
振ってみたら
「それは勘弁してちょうだい!」-
おっしゃいますこと。
よって万人受けする焼肉にした。
読者がご存じのように、J.C.はあまり焼肉を好まない。
若い頃は大好きだったから、変われば変わるもんだ。
北区・西ヶ原の「きたむら」には2年余り無沙汰してるが
文京区・向丘の「Lee Cook」と並ぶ、数少ない気に入り店。
やはりコリアンBBQは炭火の無煙ロースターでなくっちゃ。
スーパードライのグラスを合わせ、
白菜キムチを通して、メニューを開きながら
「最初に好きなの2種類択んでいいヨ」
「それじゃあ、タン塩とハラミ!」
やっぱそう来たか、女子の場合は十中八九、タン塩だ。
自分からタンを注文することはないが
O戸サンの慰労も兼ねているため、黙ってうなづいた。
タンは2枚だけつまみ、あとは all yours, 相方に進呈。
うん、比べりゃハラミのほうが断然旨いや。
まっ、好きずきだけどネ。
ビールからジンファンデルの黒ワイン、
カーニヴォに切り替える。
追加は週3日だったかな? 曜日限定の黒毛和牛レバー。
これが 予想を上回る優れモノ、相方が言うにはサクサクだ。
まさしくその通りでプリップリを超えてサックサク。
軽く炙ってパクリとやれば
♪ 幸福いっぱい 口いっぱい
だって だって 私は
レバ食って いるんだもん ♪
いきなりステーキ、じゃなかった、
いきなり島倉千代子が歌い出す。
締めは大人も頼めるオトナ禁止カルビ&角切り和牛漬けさがり。
オトナ禁止は子ども向けに量少なめの薄切りながら
大人もじゅうぶんに楽しめる。
さがりはハラミの一種だが先刻のハラミの上をいった。
肉を堪能し、次は歌だってんで
谷中のなじみのスタジオへ向かい、
夜道をテクテク歩いていきましたとサ。
「きたむら」
東京都北区西ヶ原1-3-7 ピュアサクシードとも2F
03-594170