引き続き、9年前の投稿から―。
1ヶ月前に観たNHK BSプレミアムの
「希代のヒットメーカー 作曲家 筒美京平」は興味深かった。
制作してくれたNHKには感謝の意を表したい。
筒美サンの肉声を聴いたのはおそらくこれが初めてで
人柄も好感度大、実に楽しい番組だった。
思い起こせば、最初に出会った曲は「バラ色の雲」。
特徴であるイントロの卓抜さが早くも発揮されている。
選び抜いたマイBest10はかくの如し(作曲年順)。
バラ色の雲・・・・ヴィレッジ・シンガーズ 1967
雲の上の城・・・・Kとブルンネン‘69
誰も知らない・・・伊東ゆかり ‘71
雨のエアポート・・欧陽菲菲 ‘71
ひまわりの小径・・チェリッシュ‘72
よろしく哀愁・・・郷ひろみ‘74
美貌の都・・・・・中島みゆき‘75
さようならの彼方へ・・
内山田洋とクールファイブ‘78
たそがれマイ・ラブ・・
大橋純子‘78
Lucky Chance をもう一度・・
C-C-B‘85
名曲揃いである、多種多彩である。
歌は世につれ、世は歌につれ、
わが人生において雨の日も風の日も
はたまた太陽がいっぱいのバラ色の日々も
傍らには常に筒美京平の歌があった。
おかげでどんなにシアワセだったことだろうか!
マイBest10 にシングル売り上げで最大のヒット曲にして
1979年のレコード大賞受賞曲 「魅せられて」と
やはり’71 年のレコ大曲「また逢う日まで」がランク外。
「ブルー・ライト・ヨコハマ」も入っていない。
このことをいぶかる読者もおられよう。
上記3曲、もちろん好きなのだが
あまりにも名曲揃いで、選からもれる結果となった。
ここ数日あらためて聴きまくり、希代の作曲家に惚れ直した。
そこで10 に加えAnother 20、
トータル Best 39 になるようセレクトしてみた。
「おい、おい、そんなに選んでどうすんだ?
つき合いきれんぜ」
まあ、そうおっしゃらず、もう少々おつき合いくだされ。
発表は、また明日。
=つづく=