2022年2月25日金曜日

第2959話 昼飲みOK 居酒屋ランチ

文京区役所で用を済ませて昼ごはん。

所員食堂がチラリ脳裏をかすめたが

即打ち消して表へ。

春日・後楽園界隈より

店の選択肢が拡がる水道橋へ歩く。

 

今まで食べたことも見たことすらもない、

上海鶏飯を出す、アチラ系中華に遭遇する。

ハイナネーズ(海南)のパクリだろうが

ものは試しと入店し、

小姐に手指の消毒を促されつつ、

ビールの可・不可を訊ねたら、あえなく不可。

すごすごと退店の巻である。

 

しばらくウロウロして

見つけたのは居酒屋「多喜乃や」。

13時から酒類の提供が始まり、

14時半にラストオーダー、15時に昼営業の終了。

まだ14時前だから余裕だ。

 

おおっ、数人の先客がみんな飲んでるヨ。

ワタシも仲間に入れてよネ、ご同輩!

てなもんや三度笠とばかりに

ドライの中ジョッキを所望した。

 

グイッと飲りながら、あらためて周囲を見渡す。

あれれ、誰も飲んじゃいなかった。

お冷やをAsahiのロゴ入りジョッキで

出してるんだ、紛らわしいなァ。

 

ぶ厚いハムカツ&チキン南蛮

特製ソースのトンテキ

コチジャン風もつ煮&アジフライ

濃い味!豚味噌漬け丼

など、定食の中から豚丼(850円)を注文した。

鶏飯のつもりが豚丼になっちゃったヨ。

禍を転じて福と為す、故事に倣い、

ニワトリを転じてブタと為したワケだ。

 

バラ肉味噌漬けの下の白飯にも味噌ダレ。

焼き麩&わかめの味噌汁、きゅうりしば漬け、

キャベツ&水菜のサラダが並んだが

豚肉は濃い味というほどでなく、

むしろサラダの胡麻ドレが濃かった。

 

後客の注文を聞いていると豚丼が一番人気。

みなさん近隣のリーマン&OLだから

J.C.の選択は正解だったんだろう。

ジョッキをお替わりをして1930円の支払い。

豚丼に特筆すべき点なけれど

冷えた生ビールで本懐を遂げ申した。

 

「水道橋酒場 多喜乃や」

 東京都千代田区神田三崎町2-12-10

 03-5213-4986