昨年末に年忘れ独り飲みの一環で立ち寄った、
新宿西口の思い出横丁再訪。
その際は麺半分のタンメンで
紹興酒なんぞを飲んだのだが
此度はうなぎの串焼きで焼酎を飲った。
8人も座ればいっぱいの「カブト」。
さいわい空席があり、すんなりシッダウン。
ドライの大瓶を通した。
当店はうなぎの串焼き7本でワンセット(1850円)。
単品のバラ売りは追加のみだ。
骨っぽい頭(かぶと=半助)だけ外してほしいと
リクエストしたら、面倒くせえ客が来やがったなと
言わんばかりに焼き手の表情が曇った。
まっ、「カブト」でタイトルロールのかぶとを
拒絶したんだから仕方ありまへん。
独りですべてをこなすのは
オニイさんとオジさんの間のオニジさん。
大瓶はすぐカラとなり、金宮焼酎にチェンジ。
卓上の梅シロップを自分で適当に加えて飲む。
串は最初にえり&ひれが2本づつ。
焼き鳥・焼きとんのように
塩・タレの選択肢はなく、すべてタレである。
山椒を振ってそこそこに旨い。
以前は希少なうな串だったが
近年、都内のあちこちに専門店が増え、
ありがたみは薄くなった。
蒲焼きがあれほど人気なんだから他の部位、
いわゆるアラを破棄するのはもったいない。
金宮をお替わりしたところに蒲焼きが2本。
串の蒲焼きは他店で短冊と呼ばれることが多い。
2本合わせて半尾に満たない程度のサイズだ。
J.C.はこの6本でワンセットとされたが
きも&レバーの内臓を省かれて不満がくすぶる。
うるせェ客に対する意趣返しと思えなくもない。
まっ、いろいろ注文つけるのは避け、
きも2本の追加に及び、
トータル8本のうな串ざんまいと相成った。
単身客は常連ばかり。
みな気の毒なくらいオニジに気を使っている。
パラパラと老弱のカップルが
空席あらば入って来るが
ほとんど酒を飲まないから滞空時間は短い。
この日は朝からPCに不具合が生じており、
あまりフラフラせず、真っ直ぐ帰宅した。
でも、それからがサァ大変。
結局、Googleのトラブルを谷中銀座に設けられた、
にわかdocomoショップに救われた次第なり。
docomoさん、どこもありがとうございました。
「カブト」
東京都新宿区西新宿1-2-11
03-3342-7671