この日は久しぶりに麻雀。
先日、TBS リユニオンの際、
卓を囲もうという話になって実現した。
調べたら8年前の昭和の日に
高田馬場の雀荘で打って以来だ。
今は亡き、のみとも・O野チャンが
国士無双を上がったのを覚えている。
振込んだW辺サンとは
しばらく会っていないが元気だろうか?
訃報が届いてないから生きてると思う。
武士は腹が減ると戦が出来ないけれど
J.C.の場合はノドが渇くと戦ができない。
決戦の前のノドごしらえは先月、
市川雷蔵の映画を観る前に利用した、
有楽町ガード下の「荻野屋 弦」。
峠の釜めしで一財産作った会社の出店だ。
実は戦場も同じ有楽町のガード下。
両者の距離は徒歩1分である。
ビールはハートランドの小瓶のみ。
日本酒は長野と群馬の産で
品揃え豊富ながらビールは手薄。
もうちょっと何とかして欲しい。
と言いつつも、小瓶のお替わりと
峠の釜めしのアタマをお願いした。
いわゆる荻野屋名物のめし抜きだ。
内容はかくの如し。
甘辛醤油味の鶏肉&ごぼう
うずらの玉子
竹の子&どんこしいたけ
薄紅しょうが&グリーンピース
栗&あんず
以上が税込み968円。
峠の釜めしはここに
釜めしと香の物が付いて1400円。
アタマは恰好のビールの友となった。
碓氷(うすい)峠のふもとで
明治18年に開業した「おぎのや」。
奇しくも昨日紹介した、
本郷の鰻屋「石橋亭」と同い年である。
単なる偶然とは思えないが
まっ、偶然だろうネ。
そんな「おぎのや」は
今では駅売りというより、
高速道路のSAの売上が
収益の柱となっている模様だ。
とはいうものの創業以来、
旧国鉄と育んだ友情(?)は
未だに消えることなく、
JR神田駅のガード下にも支店を開いた。
ガード下の家主は当然 JR東日本。
家賃の優遇もあろうかと思われる。
ちなみに本店のある碓氷峠は
信濃川水系と利根川水系の分水嶺。
長野に降った雨は日本海へ。
群馬に降った雨は太平洋へ。
北と南の泣き別れ、
それが降る雨の運命なのです。
「荻野屋 弦」
東京都千代田区有楽町2-9-8
エキュートエディション有楽町内
03-6810-0211