鶯谷から歩くこと10分少々、15時に三河島到着。
駅前の「立ち呑み家
正木」は実に8ヶ月ぶりだ。
コロ助のせいでほとんど店を閉じていたから
これは致し方ない。
常連さん中心の小体な店につき、紹介を控えていたが
もうそんなことなど言ってられない。
いつの間にやら消えちゃった。
なんて事態を避けるため、一般公開を決意した次第だ。
でも、この日の営業を終えたら緊事宣中はずっと休業。
またもや長いトンネルが待っている。
「立ち呑み家
正木」は座れるカウンターが5席。
立ち・座り兼用のテーブルが5~6人分。
本日のカウンターは予約でいっぱい、テーブル席に着く。
大瓶を2本飲んだから、みぞれレモンサワーをお願いする。
シャリシャリに凍った焼酎使用のプレミアム・サワーだ。
マミツに当店自慢の雲仙ハム厚焼きを所望したが入荷ナシ。
それではと昨晩に引き続き、とん平焼きをもう一度。
好物とはいえ、連荘するこたぁないんだけどネ。
するとオムライスみたいにデカいのが登場。
「アレェ? こんなに大きかったっけ?」
「小さかったっけ? って言われるよりよかったわ」
まっ、女将の言う通りだ。
「酒蔵
ごたん田」の中身は豚肉だけだが
「正木」はキャベツも詰まっている。
J,C,は通常、皿に盛られた料理に箸を入れる際、
右端から食べ進むが、とん平焼きだけはベツ。
ナイフ&フォークを使う、例えばビーフステーキや
ポークカツレツと同じように左端から箸で食べてゆく。
なぜなんだ? ってか? それはですネ、
喜劇的名優、左とん平に敬意を払ってのことざんす。
2杯目はサントリージンの翠を使ったジンソーダ。
スッキリとした味わいを残して
なめらかにノドをすべってゆく。
店内が満席になったのをしおに切り上げよう。
ちなみに当店は食券制に近い金券制。
酒類や料理のチケットでなく、
金額が刷られた券を自販機で買ってのCODシステム。
女将&客が何度も札&硬貨に手を触れずに済む妙案だ。
連日のとん平焼きとなったが、これで終わらなかった。
その翌日、リカー公認最終日だったが
日曜日はあまり出歩く習慣がない。
夕方から相撲中継を観ながら飲み始めた。
何かマミツをと思いついたのが三日連続のとん平チャン。
青森産の良質な豚バラがあったので
チャチャッと焼いてみた。
焼いてはみたが何だかもの足りない。
ほぼ食べ終えたとき、ハタと気づいた。
あろうことか、オタフクとキューピーを忘れとったヨ。
それじゃ、ダメじゃん、ハア~。
「立ち呑み家
正木」
東京都荒川区荒川3-63-3
電話ナシ