2026年2月23日月曜日

第4001話 町そばを 居酒屋風に 飲みこなす (その1)

浅草は田原町の「三富珊瑚」。
ママの K世チャンと
来訪の約束をしたので
夕刻には顔を出さねばー。
その前の遅いランチは
結局よくあるパターン。
昼めし転じて昼飲みとなった。

千駄木から浅草行きのバスに乗り、
荒川三丁目下車。
当欄にも登場済みの町そば、
「ますや」のカウンターに
スルリと滑り込んだ。

足立区・谷在家の「みたけ食堂」も
親父サンがフロアを仕切るが
この日の接客は
オジさん代わりのオネバさん。
「みたけ食堂」同様、
ドライ大瓶を所望した。

新鮮かつ泡の少ない生ビールは
大好きながらなかなか出逢えない。
よって普段は生に見向きもせず、
もっぱら瓶ビール一本やり。
それも大瓶が好もしい。
中瓶は中途半端だし、
大の男が小瓶なんか
飲んでられやしない。

今日は蕎麦も丼もほしくない。
気の利いたつまみがあればいい。
ほうら、裕次郎が歌い出した。

♪ 今夜は歌も
  ギターもほしくない 
  夢のささやきが
  ただようクラブ ♪
  (作詞:池田充男)

「ささやき」はかくれた名曲につき、
ぜひ YTしてみて下さい。
作曲の村沢良介は同じく
裕次郎の「口笛が聞こえる港町」、
鈴木三重子「愛ちゃんはお嫁に」を
世に送り出している。

ドライ大瓶を運んで来てくれた、
オネバさんにまぐろとろろを通す。
他店で云うまぐろ山かけは
よく注文する肴だが
まぐろブツにとろろを
ぶっかける店が多い中、
当店の薄切りがうれしい。

何となればまぐろを即席づけに
するためでブツだと厚すぎる。
その点、薄切りは素直に
づけとなってくれるんだ。

=つづく=