五反野駅前の「正華」から、近所の「幸楽」へ移動した。
カウンターに着くと、
席を一つ空けた隣りでは中年男性が食事中。
オムライスだネ、アレは―。
そういえば店頭のランチメニューにあったような・・・。
コロナ禍のせいでランチにも注力する居酒屋が増えた。
今はやめたが一時期、東上野の「養老乃瀧」が
早仕掛けのランチを始め、夕方には店仕舞いしてたっけ。
昼のみの「養老乃瀧」ってのは“世も末だ感”にあふれてた。
大瓶を飲んできたので黒ホッピーを女将にお願い。
そして焼きとんのシロとレバーをタレで1本づつ。
焼き鳥屋だと焼き鳥2本というわけにはいかぬから
焼きとんは本当に助かる。
中高年カップルが2組、酒を酌み交わしている。
当店ではあまり若者を見かけない。
先刻の「正華」もそうだった。
五反野はオジン&オバンの町なのかネ。
ホッピーの中(焼酎)をお替わりして
何か軽いものをもう1品とボードを見やる。
本日のサービスに刺身がズラリ。
かつお、あじ、はまち、赤いかがオール380円で
かつお&あじはタタキも択べて同値。
何だか安すぎて逆に怖いような気がしないでもない。
まっ、「幸楽」のやることに間違いはあるまいがネ。
オムライスの隣客にまた何か運ばれた。
おっと、箸先につままれたのはどぜうじゃないか―。
ナリは小さいが丸どぜうだ。
酒も飲まずによく食えるもんだ。
いや、余計なお世話でした。
今まで気づかなかったけれど、
此処の串カツは焼きとん用のカシラだった。
こりゃ珍しいがカシラは赤身だから
アッサリしていていいかもしれない。
すかさず1本発注に及ぶ。
フツーの串カツより旨いとは言えないものの、
これはこれでよいアイデアではある。
見たところ、焼きとんの串カツ転用はカシラのみ。
レバーやハツもイケると思うな。
さすがにシロとナンコツは向かないだろうネ。
黒ホッピーとの相性もよろしく、
これにて本日の打ち止め~い!
「幸楽」
東京都足立区弘道1-1-16
03-3849-6981