2024年11月15日金曜日

第3668話 盟友と 忘年会の フライング (その1)

この日は13時半に銀座にいた。
盟友・N田クンと早くも忘年会の一発目。
ハハ、フライングもいいところだネ。
銀座二丁目「三州屋本店」に赴く。

14時の待ち合わせだが15分前には入店。
前話で偲んだ半チャンと
最後に飲んだのも此処で
あの夜は無茶な飲み方をしたっけ・・・。

さて、先乗りした昼下がり。
さっそく通したドライ大瓶に
突き出しはマグロの煮たの。
血合いも入ってかなりのサイズだ。

赤貝酢をお願いすると、
こちらもバカデカいのが3個。
ぶっといヒモも3本ある。

時間通りにやって来た相方と
半年ぶりに麦酒のグラスを合わせた。
品書きを手渡すと西京漬けがいいと云う。
オネバに
「今日の西京漬けは何かな?」
「ええ~っ、私、ちょっと判らない」
「ん? 判んないときは訊いて来るのっ!」
ったく、しょうがないコだなァ。
好い店だがスタッフの教育はイマイチ。

別のオネバが
「目抜けですっ!」
「おう、ありがとさん」
目抜けはまたの名を赤穂鯛(アコウダイ)。
とても美味しいサカナで
コレがあるのに食わないヤツは間抜け。

当店に来れば必食のかにサラダを追加した。
大皿にずわい蟹の脚肉がたっぷり。
きゅうりもみとレタスもいっぱい。
自家製マヨドレが掛かっている。

大瓶4本がカラになり清酒に移行。
「三州屋」はどの店も酒は白鶴。
二合徳利を常温でお願いした。

N田と一緒だと、いつもピッチが上がる。
2人で徳利5本、
計1升は飲んだんじゃないかな。
日本酒の深酒は極力避ける今日この頃。
にも関わらず、痛飲に及んじまった。

=つづく=