2024年11月25日月曜日

第3674話 京王線と甲州街道 (その1)

この日は京王線・下高井戸に遠征。

駅舎が松原3丁目にあるため、

てっきり世田谷区だと思っていたら

地番の下高井戸1~5丁目は杉並区である。


目当てはオジさん独りが奮闘する中華「栄龍」。

台東区入谷に同名店があって1年前、

Zooとも・白鶴とおジャマしたが

両者はまったくの無関係。


どうもチャイニーズとコリアンは

同じような、似たような、屋号が多い。

もっとも日本だって

そば屋なんかは店名の重なりが顕著だ。

「藪」「砂場」「更科」「満留賀」

「長寿庵」「松月庵」「尾張屋」などなど。


「栄龍」は下高井戸駅から徒歩5分。

甲州街道沿いにあった。

考えるに京王線と甲州街道は

どこまでもピタリと寄り添う。


京王線を西に進めば甲州街道とは

分倍河原でいったん袂を分かつが

高幡不動でまたランデブー、

と思う間もなくその先の南平でまた分かれる。

ところが結局は薬局、

終点の高尾で寄りを戻してゴールイン。


こんなに間近で顔を合わせていたら

口臭(甲州)にKO(京王)されちまうぜ。

くわばら、くわばら。


町中華「栄龍」の一番人気はカレーライス。

二番が半チャン・ラーメンである。

一番と二番じゃ一番がいいに決まってる。

ドライ中瓶とともに

カレーをライス少な目でお願いした。


するとこれが自宅で作る、

ポークカレーに瓜二つであった。

マイカレーの決め手は一も二もなくニンニク。

これでもか!というくらい大量にぶち込む。

あとはオニオンと豚バラ肉。

「栄龍」のカレーの甘さを控えて

ニンニクを増量したら J.C.カレーの再現だ。


食後の散歩はまず隣り町の桜上水へ。

駅前のスーパー、京王ストアを視察する。
目が留まったのは
東京スリランカチキンカレー(中辛)

今は亡き、のみとも・O野チャン。
彼の息がかかっている。
東京カレー屋名店会 (都内8軒)×
横濱カレーミュージアム初代名誉館長
小野員裕監修
と来たもんだ。
謹んで1パック買い求めました。

=つづく=

「栄龍」
 東京都杉並区下高井戸1-16-11
 03-3323-8117

「京王ストア キッチンコート 桜上水店」
 東京都杉並区桜上水5-29-52
 03-3303-9111