2024年5月13日月曜日

第3534話 映画の前に昼食を (その2)

神保町一丁目の「酒蔵 駒忠」。
初回は、といっても
まだ一度しか行ってないけれど、
やはり大好きな生姜焼きにした。

豚バラ肉使用だが駒忠だけに
駒切れ、もとい、小間切れも散見された。
付合せは繊キャベのみ。
あとは切り干し大根煮と
緑色のきゅうりのキューちゃん風。
それに油揚げと豆腐の味噌汁だ。

好物なれど、あまり美味しくなかった。
おまけにライス少な目を伝え忘れたがため、
頑張ってはみたものの、だいぶ残してしまった。
愛想の好いオバちゃんには悪いことをしたな。

冷たい麦茶を半分だけ飲んで次に回る。
「何だ! 昼めしのハシゴかヨ?」ってか
さにあらず、ガスの補給なんざんす。
3カ月ほど前、絶好の店を見つけたたんでネ。

たびたびおジャマするのは「阿波屋酒店」。
角打ちではないんだが
ドリンクイン・スペースが完備され、
昼は誰もいないから貸し切り状態。
ドライのロング缶でくつろいでいる。

もう1軒紹介しておこう。
エルヴィスの「Love me tender」をもじった、
「Lamb meat tender(ラム ミート テンダー)」。
読んで字の如く、柔かい仔羊肉がウリである。
ランチメニューは4種、850~1000円とお手軽だ。
① ビーフステーキプレートwithチキン
② ローストポークwithバターコーン
③ ラムライスwithサラダ
④ ラムカレーwithスパイシーラム

カレーをライス半分で通した。
ビールはプレモルの生のみ、ボトルは無い。
よって見送りの四球で一塁に歩く。
いや、ちょいと意味不明でしたネ。
頼まなかっただけのことッス。

クミン香るカレーは旨みに欠けて味気なく、
温玉が一つ乗っている。
一切れのラムはもも肉だが滋味薄い。
あとはたっぷりの香菜(パクチー)と
レーズン入りのキャロット・ラペだ。

加えてトマト入りのかき玉スープ。
う~ん、何だかねェ、感心しないなァ。
当店は昼ではなく夜に来て
ラムの焼肉を楽しむのが好いと思われた。

まっ、こんな調子で神保町&小川町を
”餐歩”してるわけであります。

「酒蔵駒忠 神保町一丁目店」
 東京都千代田区神田神保町1-39
 03-3292-8226

「阿波屋酒店」
 東京都千代田区神田神保町1-103
 東京パークタワープラザ1F
 03-3291-2510

「ラム ミート テンダー」
 東京都千代田区神田小川町3-5-3
 03-6823-1141