最近はしょっちゅう往来する染井銀座。
そこで見つけたのが食堂「伏見家」だ。
青いテントが目立つ清潔そうな佇まい。
これは一度訪れなきゃな。
二人掛けと四人掛けのテーブルのみで
カウンター席はない。
キンリンラガーの大瓶をトクトクやって
メニューを手に取った。
=ランチメニュー(豚汁)=
サービスランチ 900円
A.豚肉しょうが焼き+メンチカツ
B.豚肉しょうが焼き+アジフライ
C.豚肉しょうが焼き+サラダ+豚汁(大)
すべての定食に豚汁が付きます。
是が非でもしょうが焼きと豚汁を
食わせたいらしい。
他にはアジフライや
ミックスフライの定食があり、
サービスランチも含めて
混雑時、こちらのメニューが
優先となります、とあった。
Bをお願いするとアジフライの身が分厚い。
サクサクのコロモは好いが問題はゼイゴ。
綺麗なバラに棘ある如く、
旨いアジにも棘がある。
これはちゃんと取り除いて欲しいな。
しょうが焼きはある程度まで
作り置いたものだろう。
よって素早く提供できるわけだ。
自慢の豚汁はドッサリの白菜に
大根・ごぼう・にんじん・しめじ・
油揚げ・豆腐のフルキャスト。
かぶ&きゅうりのぬか漬けチョッピリに
半分でお願いしたハズのごはんがタップリ。
店内はオッサンとアンチャンが入り混じり、
みな単身で女性は皆無。
いつも思うことながら、この惑星に日本ほど
ダイニング・シーンの性別分離が激しい国は
男女共存が制限されるアラブ圏以外にない。
豊島区・駒込の染井銀座で唯一の食堂なのに
界隈の女性住民はカフェや喫茶のお世話に
なっているらしい。
ふ~む、男女を分けるのは
大衆浴場だけでじゅうぶんじゃないの?
そう、思った次第です。
「伏見家」
東京都豊島区駒込6-27-8
03-3917-2540