2026年6月5日金曜日

第4089話 旨いとんかつ 食べたくて

前日の大塚「三節」のとんかつに
少なからず不満を残したため、
旨いとんかつを食べたくなり、
連日のとんかつ行脚を敢行する。

出掛けて行ったのは
上野駅入谷口の「まる一」。
一時期、とあるミッションで
東上野に通う機会があり、
何度かお世話になって
深く首肯した覚えがあった。

ロースカツ定食(1600円)を
ドライ中瓶とともに発注。
トッピング・メニューから
ふた口カレー(200円)という
ヤツもお願いしてみた。

見慣れた姿でロースが登場。
脇には焼き麩&青菜の味噌汁と
しば漬け&たくあんが少しづつ。
ごはん多めにキャベツは控えめで
「三節」の3分の1程度だ。

カツはさすがだった。
しっとりと揚がり、
肉質よろしく脂身の付き具合も
理想的であった。
カレーはやさしい味わいながら
まあフツーかな。

かつてとんかつ発祥の地、
上野でその名も高き、
 ”とんかつ御三家” 。
「双葉」すでになく、
「ぽん多」は赤身主体で
脂身の楽しみなく、
高価に過ぎて庶民にはキビしい。
小津安二郎が愛した、
「蓬莱屋」はヒレカツ専門につき、
ロース好きは近寄るべからず。
マイ・ベストは断然「まる一」だ。

あれは7年前。
近くのそば屋のカウンターで
「まる一」のオーナーの
オジイちゃんと隣り同士になり、
意気投合して菊正の熱燗を
酌み交わしたことがあった。
お元気でおられるだろうか?

そんなことを思い出しながら
坂本龍馬に因んで名付けられた、
船中八策の冷たいのに移行。
土佐の酒では酔鯨より好みだ。
満足しての会計は3300円也。

さて、上野駅構内のスーパー、
「GARDEN」に立ち寄り、
夜のつまみの調達と参ろう。

「とんかつ まる一」
 東京都台東区上野7-8-22
 03-3841-6671