駅の北側が変貌を遂げた京成立石へ。
工事進行中の北には見向きもせず、
南側の仲見世を突き抜けて
ぶつかった奥戸街道を左折。
ほどなく本奥戸橋が見えてきた。
高砂橋で新中川(旧中川放水路)と
たもとを分かったあと、
上平井橋で綾瀬川を吸収するまで
中川はクネクネと蛇行を続ける。
渡辺真知子が「迷い道」を歌い出したが
浪花の小姑が五月蠅いのでやめとく。
本日の行く先は昨年正月のテレビ朝日、
「芸能人格付けチェック」で
炒飯がオンエアされた「仙楽園」。
浜ちゃんの手造りと、
もう一つは記憶が確かなら
ホテル・オークラ「桃花林」だったかな?
結果は浜ちゃん製が一番人気だった。
此処は葛飾区・奥戸二丁目。
安普請でも大理石模様のカウンターに着く。
ジイちゃんとオニジさんの二人体制だ。
店内のあちこちに
アサヒ・マルエフのポスターが貼られ、
心配しつつ確認したら
スーパードライもあって胸をなでおろす。
炒飯&半ラーメン(1000円)を
炒飯も半分にしてもらって発注。
チャーシュー・玉子・ねぎと
シンプルながら不可欠の3具は
炒飯の王道を往く正しい姿。
飯粒のダマが散見されたりして
ヤケに素人っぽいが
子どもの頃に食べた焼きめしみたいだ。
友だちんちで料理上手のママが
炒めてくれたような味わいがある。
ハーフでお願いしたことを
ちと後悔しかかったが
今日はまだ終らないからちょうど好い。
ラーメンもこれ以上ないくらいに素朴。
中細ややちぢれ麺のクニュっとした、
その食感は好きなタイプで
スープも典型的な中華そばのソレ。
彩る具材はバラチャーシュー、シナチク、
ほうれん草と、炒飯同様に正統派。
代金は1750円也。
明るい陽射しの下、
奥戸街道をさらに東へと、歩を進めました。
「仙楽園」
東京都葛飾区奥戸2-14-32
03-3694-3733