氷見での体験を思い出したがゆえに
寒ブリ漬け丼セットを決断。
江戸そばなる小さ目のせいろが付いて
白っぽい細打ちせいろなら1200円。
黒っぽい太打ち田舎だと1500円。
ここは白を選択した。
サッポロ赤星中瓶を通すと揚げそばの小皿。
まず配膳されたのは
そばつゆ・薬味(ねぎ・おろし・わさび)・
緑のキューちゃん風。
そばより先に漬け丼が来た。
5切れのブリに桂むきの大根&貝割れ、
わさびがチョコンと乗っている。
ごはんは池波正太郎翁が好んだ温(ぬく)めし。
真鯛の刺身に温めしは翁の大好物だ。
いや、その旨さは予想を上回った。
氷見ではないかもしれないが富山は富山。
ブリと薬は越中・富山に限りますな。
コシの強いそばともども満足した次第なり。
この件は越中・氷見に嫁いでいった、
NYの元クラブママ・A子に報告せにゃならん。
どこかに落ち着いたら
メールを打つことにしよう。
せっかく天王洲アイルなんて
めったに来ない場所に来たんだ。
モノレールとりんかい線の駅に行ってみた。
どちらかに乗り込んでもよかったが
もうちょい界隈をぶらぶらしてみたい。
新東海橋で天王洲運河を西へ渡ると
海岸通りが山手通りに名を変える。
旧東海道を過ぎ、京急本線の新馬場駅。
都心に戻ろうとも思ったけれど、
そこからゼームス坂を上ってJR大井町駅。
今度は仙台坂を下って京急青物横丁駅。
結局は薬局、青物横丁から乗った電車を
泉岳寺と蔵前で二度乗り換えて
いつもの上野御徒町「味の笛」へ。
紙コップのドライを飲りつつ、
スマフォを手にした。
ギョギョギョ、サカナくんじゃないけど
びっくりしたのでギョざいます。
何と、何と、ついでにもう一つ何と、
A子からメールが届いてやがんの。
本人自ら「遅ッ!」というほどに遅い、
新年のあいさつと
シャンパン・パーティーのスナップ写真。
こういうのを以心伝心と云うんだろうが
年に1~2回しかやりとりしない相手だヨ。
単なる偶然とは思えぬ自分がビールから
越乃寒梅に切り替えておりました。
「常喜房」
東京都品川区東品川」2-2-4
天王洲ファーストタワー1F
03-5783-0066
「味の笛 本店」
東京都台東区上野5-27-5
03-3837-5828