佐賀は白山商店街の「トネリコカフェ」。
ミルク入りのスープが出てきて
キャベツ・にんじん・ポテトになぜかパンの耳。
素人くさいが喫茶店だからいいでしょう。
シシリアンにはライスの上に焼肉と炒め野菜、
生のレタスとミニトマト。
完成度は低いが意外に不味くない。
だけど周りの OL&リーマンに
シシリアンを食べる者はなく揃ってピラフ。
千円札1枚を置いて散歩の続行だ。
佐賀神社、佐賀城跡を見て廻る。
ホテルに戻る道すがら八幡小路で
「八幡(はちまん)」なる和食店に遭遇。
張り出された品書きに有明海の珍味も並ぶ。
よお~し、今宵の晩酌は此処にしよう。
夜の帳が下りて舞い戻った。
ドライ中瓶にフキ煮の突き出し。
むつごろうの甘露煮を通した。
3尾付けだが頭が固くて頭を2個残す。
品切れのものが多く、
口底(舌平目)はあったが
みな甘辛い煮付けになるのでパスした。
佐賀県小城市の天山に切り替え、
名物の瓦そばを麺半分でお願いする。
よく焼いた茶そばが熱い瓦で出て来た。
焼肉・錦糸玉子・紅生姜・切り海苔・
青ねぎが乗っている。
日田焼きそばもそうだが九州人は
麺をパリパリに焼くのが好みなんだネ。
お勘定は5千円也。
愛敬町のスナック「Kさん」に流れたが
サガテレビのカメラが入っており、
落ち着かないため、ブランデー2杯で帰宿。
翌日は由緒ある地区、呉服元町方面へ。
通りすがった「一番食堂」の佇まいに惹かれ、
昼の一憩に及ぶ。
キスの天ぷらでドライ中瓶を2本飲む。
店自体も古いが切盛りする老夫婦も古い。
旧古賀銀行に行ってみた。
明治18年創業の銀行は一時栄華を誇ったが
恐慌のあおりを食らって昭和8年に解散。
実質上、倒産の憂き目をみた。
古い銀行に興味はないけれど
館内の「浪漫座」が古く良かりしお休み処。
当店がもしも東京に在ったなら
セレブの奥様・お嬢様方が放っちゃおくまい。
写真が美味しそうで今日もシシリアンに決定。
ライトがあって全体的に軽めの仕上がり。
ライスも白飯からもち麦入りに変わる。
昨日の「トネリコ」は焼肉だったが
「浪漫座」はローストビーフだ。
どちらが好いか、いうまでもあるまい。
此処にもビールがなく食後にコーヒーを。
佐賀城跡の濠のほとりをめぐり、
ホテルに帰って一休みを決め込んだ。
「トネリコカフェ」
佐賀県佐賀市白山2-5-19
090-1978-0993
「八幡」
佐賀県佐賀市八幡小路2-7
0952-25-2361
「一番食堂」
佐賀県佐賀市呉服元町11-40
0952-29-6401
「レストラン&カフェ 浪漫座」
佐賀県佐賀市柳町2-9
0952-24-4883