2025年6月30日月曜日

第3829話 藪がどんどん消えてゆく

藪がどんどん消えてゆく。
といってもご隠居の住まいの裏にある、
竹藪じゃございやせんぜ。
「砂場」「更科」と並び、
日本のそば文化の一翼を担う、
あの「藪」のことであります。

数年前「池之端藪蕎麦」が暖簾を下ろし、
この春には「浜町藪そば」が続いた。
実は J.C.、そばは色黒の藪系よりも
色白の砂場系、更科系を好むが
けして藪が嫌いなわけじゃなし、
古く良かりし老舗の閉業を
耳にするたびに心がチクリと痛み申す。

上野で所用を済ませ、さァ昼めし。
ビールがあれば、めしは要らないので
馴染みの立ち飲みに向かうと、
珍しくも隣りの「上野藪そば」に
いつもならあるはずの行列がない。

しばらく来てないな。
これも何かのお導き、入ろう。
帰宅後、調べたら最後の訪問は
2008年1月だった。

当店はそば屋には珍しく、
打ち場を囲むようにカウンターが
設えてあり、その隅に着いた。

ビールの銘柄が変わっている。
そりゃ、17年半も来なきゃ変わるわ。
瓶が最も苦手なエビス。
生は同じサッポロ系の白穂乃香。
白濁を伴う白穂乃香は好みじゃないが
なんぼか飲み易いので通した。

品書きにせいろうよりも
割安のさくらせいろうがあり、
お運びさんに訊ねた。
「さくらせいろうって
 桜切りじゃないですよネ?」
「おそばが少な目になってます」
何でそれがさくらなのか判らんけど
そういうことかー。

白穂乃香のお替わりとともに
わさびいもを通すと大量に来た。
どんぶりではないが中鉢にたっぷり。
砕いた海苔の上に本わさびもたっぷり。
大和芋使用なのにかなり滑らかで
「池之端藪」のすいとろを偲ばせる。

さくらせいろうは分量がジャスト。
他店にも見倣ってほしいくらいだ。
菊正の樽酒をシャーベット状にした、
みぞれ酒を1杯いただき、
お勘定は4500円也。
満足度の高い午後のひとときを
過ごすことができました。

「上野藪そば」
 東京都台東区上野6-9-16
 03-3831-4728

2025年6月27日金曜日

第3828話 有楽町で若尾文子

有楽町で若尾文子の映画を3本観た。
目下、ビックカメラ階上の8階、
角川シネマ有楽町にて
若尾文子映画祭が開催中。
製作はみな大映である。

「雪之丞変化」(市川崑 1963)は
長谷川一夫の出演300本記念映画。
当作は何度も繰り返し製作され、
東千代之介や大川橋蔵も
雪之丞を演じており、
興行上、好成績を収めている。

御大の記念映画とあって
市川雷蔵・勝新太郎ご両人が
さほど重要な役柄でもないのに
おつき合い出演していて微笑ましい。

文子もそれなりの熱演ながら
女優陣で際立つのは山本富士子。
彼女には珍しいオキャンで
蓮っ葉な役を見事にこなしている。
大映社長・永田雅一との確執で
映画界を去ったことが何とも残念だ。

「卍」(増村保造 '64)の原作は
谷崎潤一郎の耽美的な作品。
いわゆるレスビアンものだが
大女優のヌードを晒すわけにもいかず、
観る者にイライラ感を募らせる。

相手役の岸田今日子は
文子に美貌じゃ及ばぬものの、
個性的にして卓抜な演技が
強く印象に残った。

「刺青」(増村保造 '66)もまた、
谷崎潤一郎原作。
小説は「刺青(しせい)」だが
映画では「刺青(いれずみ)」と
ルビがふられている。

監督の増村保造は梶山季之原作、
田宮二郎主演の黒シリーズ、
そしてTVドラマ、
山口百恵主演の赤いシリーズが
代表作ながら若尾文子とのコンビでも
相当数の映画を撮り上げている。

お艶(文子)の背中に大きく彫られた、
女郎蜘蛛が物語の核を成し、
多くの人間が命を落としてゆく。
出来のよい作品とは云えぬが
「卍」よりは肌に合った。

映画祭はさらに一週間ほど続き、
以後、おすすめの作品は「赤線地帯」
「華岡青洲の妻」「清作の妻」であります。

2025年6月26日木曜日

第3827話 佐賀で呼子いか 博多じゃロースカツ

懸念していた雨がとうとう降り出した。
晩酌で歩き回るのは嫌だな。
ホテルのそばと佐賀駅構内に
2軒の「さかなや道場」があって
唐津市・呼子の名物、呼子活イカを供する。

駅の方に行ってみた。
ハッピー・アワーでドライ中生が328円。
ありがたくいただきましょう。
突き出しは茹でイカ酢味噌和え。
活イカの機先を制せられた気もしたが
おとなしく口元に運んで初志貫徹。

一番小さいサイズの<中>が2519円。
1~2人前とあった。
これでいくしか手立てがない。
中ジョッキは早くも3杯が空となった。

珍しく壱岐の麦焼酎、
壱岐スーパーゴールドがあり、ロックで。
活イカはヤリイカ、ちょっと硬く感じた。
スタッフの女性が300円増しで
耳とゲソを刺身・塩焼き・天ぷらの
いずれかに出来るというので天ぷらを。

持て余し気味にどうにか食べ終え、
壱岐のお替わりとともに
炙り佐賀牛にぎり2カンを締めとした。
会計は5800円也。
翌日は帰京の予定、早寝を決め込む。

午前10時に博多着。
博多発の東京行き新幹線は14時6分発。
昼めしの時間がたっぷりある。
大博通りを祇園の交差点で左折し、
辻の堂通りを真っ直ぐに櫛田神社へ。

境内で騒いでいるのは中国人の団体だ。
しょうがない連中だぜ、相も変わらず。
長居は無用と近所の「かろのうろん」へ。
「かどのうどん」の意味だが長蛇の列。
30年ぶりのうどん屋をあきらめた。

中洲にやって来たが
昼の中洲は寝ぼけまなこの街。
突っ切って天神方面に行く途中、
たまたま出逢ったのが
「とんかつ わかば 天神本店」だ。

博多で何軒か展開している「わかば」は
何かの雑誌で読んだ記憶がある。
たまたま本店に遭遇したし、此処にしよう。
2階もある大型店のカウンターに落ち着く。

とんかつ定食はちとキツいため、
ロースかつ単品にドライ中瓶を所望した。
低温で揚げ切る白いとんかつである。

でもネ、文句が一つ。
いくら単品でもキャベツは付けて欲しい。
代わりに大根おろしが来たが
J.C.はとんかつやハンバーグを
おろしで食べる習慣がないんだ。
中瓶2本で3千円ちょうどの勘定に
文句はないが、キャベツだヨ、キャベツ!

博多を出たのぞみは19時6分に東京着。
計ったようにキッカリ5時間でした。
これにて九州一人旅の終了です。

「さかなや道場 佐賀北口店」
 佐賀県佐賀市駅前中央1-11-20
   0952-27-7621

「とんかつ わかば 天神本店」
 福岡県福岡市中央区天神1-15-36
 0924-06-8189

2025年6月25日水曜日

第3826話 驚きの鳥栖 安らぎの佐賀 (その2)

佐賀は白山商店街の「トネリコカフェ」。
ミルク入りのスープが出てきて
キャベツ・にんじん・ポテトになぜかパンの耳。
素人くさいが喫茶店だからいいでしょう。

シシリアンにはライスの上に焼肉と炒め野菜、
生のレタスとミニトマト。
完成度は低いが意外に不味くない。
だけど周りの OL&リーマンに
シシリアンを食べる者はなく揃ってピラフ。
千円札1枚を置いて散歩の続行だ。

佐賀神社、佐賀城跡を見て廻る。
ホテルに戻る道すがら八幡小路で
「八幡(はちまん)」なる和食店に遭遇。
張り出された品書きに有明海の珍味も並ぶ。
よお~し、今宵の晩酌は此処にしよう。

夜の帳が下りて舞い戻った。
ドライ中瓶にフキ煮の突き出し。
むつごろうの甘露煮を通した。
3尾付けだが頭が固くて頭を2個残す。
品切れのものが多く、
口底(舌平目)はあったが
みな甘辛い煮付けになるのでパスした。

佐賀県小城市の天山に切り替え、
名物の瓦そばを麺半分でお願いする。
よく焼いた茶そばが熱い瓦で出て来た。
焼肉・錦糸玉子・紅生姜・切り海苔・
青ねぎが乗っている。
日田焼きそばもそうだが九州人は
麺をパリパリに焼くのが好みなんだネ。
お勘定は5千円也。

愛敬町のスナック「Kさん」に流れたが
サガテレビのカメラが入っており、
落ち着かないため、ブランデー2杯で帰宿。

翌日は由緒ある地区、呉服元町方面へ。
通りすがった「一番食堂」の佇まいに惹かれ、
昼の一憩に及ぶ。
キスの天ぷらでドライ中瓶を2本飲む。
店自体も古いが切盛りする老夫婦も古い。

旧古賀銀行に行ってみた。
明治18年創業の銀行は一時栄華を誇ったが
恐慌のあおりを食らって昭和8年に解散。
実質上、倒産の憂き目をみた。

古い銀行に興味はないけれど
館内の「浪漫座」が古く良かりしお休み処。
当店がもしも東京に在ったなら
セレブの奥様・お嬢様方が放っちゃおくまい。

写真が美味しそうで今日もシシリアンに決定。
ライトがあって全体的に軽めの仕上がり。
ライスも白飯からもち麦入りに変わる。
昨日の「トネリコ」は焼肉だったが
「浪漫座」はローストビーフだ。
どちらが好いか、いうまでもあるまい。
此処にもビールがなく食後にコーヒーを。

佐賀城跡の濠のほとりをめぐり、
ホテルに帰って一休みを決め込んだ。

「トネリコカフェ」
 佐賀県佐賀市白山2-5-19
 090-1978-0993

「八幡」
 佐賀県佐賀市八幡小路2-7
 0952-25-2361

「一番食堂」
 佐賀県佐賀市呉服元町11-40
 0952-29-6401

「レストラン&カフェ 浪漫座」
 佐賀県佐賀市柳町2-9
 0952-24-4883

2025年6月24日火曜日

第3825話 驚きの鳥栖 安らぎの佐賀 (その1)

この日も早く起き、佐賀市に向かう。
手前の鳥栖に立ち寄ると
J2サガン鳥栖の本拠とは思えぬほどに
レトロな駅が田舎に来たみたいだ。

驚いたのは駅舎に文字通り巣食う燕の巣。
ヒマに任せて数えてみたら20個以上あった。
糞害も半端じゃなかろうに
鳥栖市民は生き物を愛する人たちなんだネ。
帰京後、何気なしに鳥栖の ”栖” って何だ?
調べてみてびっくり、鳥の巣のことだとサ。
道理で燕がたくさん巣作りするワケだヨ。

駅の構内にある駅弁屋兼うどん店、
「中央軒」でかしわうどんの朝食。
昔、缶詰にまぐろフレークがあったが
あんな感じの鳥肉がうどんに乗っている。
甘い出汁にとまどいながらも食了した。

やることのない小雨の中、
駅そばの鳥栖市中央公園に行ってみた。
誰もいないけど大きな池があった。
ん? 何だアレは?
遠くで池面が波立っている。

気になって近づいてみた。
何と、50尾余りの鯉が
ウジャウジャ押しくらまんじゅう状態。
産卵&放精だろうか?
こんな鯉の群れを見るのも初めてだ。
不思議な町だよ、鳥栖の町はー。

長崎本線に乗り、鳥栖から佐賀へ。
ホテルのフロントで地図を貰い、
水路多き街を歩き始める。
松本清張原作の松竹映画、
佐賀市が舞台の「張込み」を観て
この街には憧憬を抱いてきた。
ようやく夢がかなったワケだ。

おっとりした佇まいが好もしい。
気持ちが安らいで、好きだなァ。
街一番の繁華街、愛敬町を往く。
まだ昼なので開いてる店は少ないが
飲食店よりスナック&ラウンジが目立つ。
市民は酒&飯より酒&女を好むようだ。

アーケードの白山商店街に到達。
”はくさん” ではなく ”しらやま”と訓ずる。
かつて小倉と長崎を結んだ幹線道路、
長崎街道の道筋に当たる。

「トネリコカフェ」が開いていた。
ご当地グルメのシシリアンライスが
ランチメニューにある。
ライスの上に生野菜が乗ったもので
食指は動かずとも試してみようかー。
カウンターに滑り込んだ。
ビールがないため、
アイスコーヒーとのセットをお願いした。

=つづく=

「中央軒 鳥栖駅店」
 佐賀県鳥栖市京町729
 0942-82-3166

2025年6月23日月曜日

第3824話 水清き吉井 人多き久留米

大分県・日田から福岡県・筑後吉井へ。
白壁土蔵と水路の町である。
一級河川の巨瀬(こせ)川、
水路の災除(さいのき)川と南新川、
清らかな流れが心まで洗ってくれる。

バッグを駅のロッカーに放り込み、
町を歩き始めたら災除川に大きな看板。
”災除川は吉井の宝 川をきれいに!”
言われなくてもじゅうぶんにきれいだ。

筑後吉井の顔、南新川には驚かされた。
水の勢いが半端ではない。
町中で激流を見るのは初めてのこと。
足を踏み外したら命はございませんな。

白壁の土蔵や居蔵(住居兼用の蔵)を
見て廻り、どこぞで昼食をと思ったが
日曜のせいか開いてる店がない。
駅に戻って久留米行きの汽車に乗る。

J.C.が取った宿は JR久留米駅前。
ところが繁華街は西鉄久留米周辺ときた。
両者の距離はゆっくり歩いて30分。
おかげで歩数がうなぎ上りになる。

アーケードのほとめき通り商店街近く、
焼き鳥と蒸し料理の「しん吉 本店」へ。
生中を通すとアジア人のアンちゃん、
「お昼は大ジョッキも同じ値段です」
「じゃ、大をちょうだい!」
銘柄はサントリー生だが550円は破格。

お通しは大分県のりゅうきゅうみたいだが
白身・赤身・蛸とリッチな顔ぶれ。
天心(点心)盛合わせもお願いすると
海老&肉焼売・イカ焼売・小籠包の3種。
生はプレモルより飲み易いが
結局、ドライの中瓶に切り替えた。
1時間の滞空で会計は2千円。

街の北西端、久留米城跡に上る。
九州随一の大河、筑後川を見下ろし、
歩き下ってほとりを散策した。
スマホの歩計はすでに3万歩を超えた。

夕刻も繁華な西鉄久留米方面へ。
池町川の流れが風情を漂わせてナイス。
六ツ門橋たもとに「潘陽軒」があった
「ばんようけん」と音ずるのだろう。
昭和23年創業の久留米ラーメンの店だ。

ドライ中瓶を飲みながら店主に訊ねる。
「潘陽って中国の街の名前ですよネ?」
「瀋陽のことですが日本軍が占領して
 勝手に名前変えたみたいです。
 ウかんむりを取ったりしちゃって」
「へえ~ッ、そうなんだァ」

8カンの餃子を4カンにして貰い、
ガラム焼きも量半分でお願い。
ガラムというのはドイツ語で
豚のシロモツのこと。
久留米大医学部の学生が名付けたらしい。

中瓶のお替わりに
締めはチャーシュー抜きの素ラーメン。
博多ラーメンとの違いが判らんが旨い。
麺半分を云い忘れて苦戦したものの、
完食してお勘定はちょうど3千円。

日田や吉井など静かな町を訪れたせいか
久留米の人の多さに都会を感じながら
ホテルへ歩いて帰りました。
歩計はほとんど4万歩と来たもんだ。

「しん吉 本店」
 福岡県久留米市東町36-6
 0942-64-9496

潘陽軒 本店」
 福岡県久留米市六ツ門町7-52
 0942-35-2237

2025年6月20日金曜日

第3823話 由布院は最悪 日田はそこそこ

この日はかつて天領だった日田へ。
その前に行き掛けの駄賃とばかり、
由布院へ立ち寄ったが行ってガッカリ。
今回の旅では此処が最悪だった。

駅から金鱗湖に続くメインストリート、
湯の坪街道があまりにもヒドい。
観光地然としてつまらん店々が並び、
若者&インバウンドだらけ。
とにかく昼めしを食わなきゃと
「古式手打ちそば 泉」に入店。

十割そばを謳うわりにこれまたヒドい。
せいろは1480円とモロに観光地値段。
東京の立ち食いそばにも及ばず、
適正価格は700円がいいところ。
由布院は温泉好きならともかく、
J.C.のような常識人には無縁の町だ。

暮れなずむ日田に到着。
古く良かりし豆田町を歩く。
上町(かみまち)通りと
御幸(みゆき)通り一帯が豆田町だが
昨日の臼杵同様にきれい過ぎる。
町全体が丸ごと博物館という日田ながら
心には響かず、むしろ花月川に架かる、
2本の古い橋の姿に旅愁を誘われた。

晩酌は「東洋軒 支店」へ。
洋食屋みたいな屋号だが人気の焼き鳥屋。
カウンターで赤星中瓶を飲み始める。
塩と酢を振ったキャベツが出て来た。

ハツ・つくね・ピーマンを塩、
レバーをタレで焼いてもらう。
ごくフツーだが客はドンドン押し寄せる。
黒霧島のロックにスイッチし、
牛サガリ&ニンニク茎の一串で締めた。

飲み足りなくて駅前の「寶屋 本店」へ。
おそらくこの町一番の有名店は
ランドマーク的な存在と言える。
ドライ中瓶と鮎うるかを通す。
うるかなんて実に久しぶり。

品書きに川魚甘露煮を見つけ、
オバちゃんに訊ねたらハヤだという。
これも珍しく即注に及んだ。
昔ながらの味わいを愛でる。

地酒の山水に切り替えた。
当店はちゃんぽんが人気だが
ご当地グルメの日田焼きそばを
麺半分でお願いした。

パリパリのソース焼きそばは悪くない。
食堂だからか客の飲酒率がかなり低い。
接客係はみんなオバちゃんで
気働き、面倒見、ともによろしい。

翌朝の日田駅、1枚のパネルに目がとまる。

兎に角にもこの日田は特色に富んでいる。
山水もまた明媚である。
人情風俗にもおもしろいところがある。
これぐらい種々のものが
混雑と雑り合っている町は九州はおろか
日本にも他類があるとは思えない。
   「水郷日田」田山花袋

昨夜飲んだ地酒、山水のネーミングは
ここから来たものと思われる。
さておき、花袋先生はベタ褒めながら
J.C.にはそこそこの日田でした。

「古式手打ちそば 泉」
 大分県由布市湯布院町川上1599-1
 0977-85-2283

「東洋軒 支店」
 大分県日田市中央1-2-8
 0973-22-9388

「寶屋(たからや) 本店」
 大分県日田市元町13-1
 0973-24-4366