2025年7月21日月曜日

第3844話 ♪ あの素晴しいタイをもう一度 ♪


♪  命かけてと誓った日から
   すてきな思い出 
     残してきたのに
     あの時同じ花を見て
     美しいと言った二人の
     心と心が今はもう通わない
     あの素晴しい愛をもう一度
     あの素晴しい愛をもう一度 ♪
   (作詞:北山修)

加藤和彦と北山修のデュオは
1971年4月のリリース。
あの時 J.C.は弱冠19歳。
ドイツからイタリアへと
一人旅を満喫していた。

それはそれとして
この曲を持ち出したのは
素晴しい愛をもう一度ならぬ、
タイをもう一度満喫したからだ。

あれは2年前の6月。
本郷三丁目の「ガパオ専門店」を
短期間に何度も訪れた。
亡きのみとも・O野チャンと
飲み会を催したりもした。

店主は20代のタイ女性・ニタ。
彼女の母・アンナが
バンコクから来るってん
一夜、ディナーをともにした。
その縁で彼女鎌倉に
案内することになったりもー。

アンナがまた来日するという。
たまたま、のみとも・ハカセと
酌交する機会があり、
会場をそのタイ料理屋に設定。
ただし、本郷店は週末休業。
落ち合ったのは浅草橋の姉妹店、
「ガパオカオゲーン」だ。
カオゲーンは屋台めしのこと。

土曜17時、小宴会が幕を開けた。
娘もテーブルに着き、
座り飲み状態の四人体制。
乾杯はみんなグラス生だが
J.C.は1Lの超ロング・ジョッキ。
いや、飲み出があったぞなもし。

お通しは春雨のヤムウンセン。
そしてニタが考案した新商品、
スーパーパクチー・トムヤムクン。
海老とパクチーの鍋仕立てである。

ソムタム(青パパイヤ)サラダ、
ゲーンキョー(グリーンカレー)、
小松菜のナンプラー炒めを
つまみながら飲みに飲んだ。

タイ・ウイスキーのメコン・ハイ。
イギリスのジンジャー・ジン。
J.C.は例により、ビールに戻って
タイの誇る三大ビール、
シンハ(ライオン)レオ(豹)
チャーン(象)を全制覇。
そんなこんなで
会計時には目ン玉が四つ、
飛び出ましたとサ、やれやれ。

「ガパオガオゲーン」
 東京都台東区浅草橋5-5-7
 03-5829-4014