二人で歩く赤塚の町。
最初に訪れたのは乗蓮寺だ。
此処には東京大仏が
鎮座ましましている。
以前、隣り町の成増に
棲んだので何度か来たが
数十年前のこと。
久しぶりである。
漫画家・弘兼憲史に
「ハロー張りねずみ」という、
初期の作品があり、
舞台はこの町の
「あかつか探偵事務所」。
好きな作品だった。
大仏さまはこんなに
黒かったかな?
デカかったかな?
思いつつも、手を合わせた。
お次は赤塚公園の赤塚城址。
石段を上った天守址は野ッ原。
サッカーのピッチさながらだ。
下ってふもとの溜池には
カルガモが十数羽泳いでいた。
生き物好きの J.C.の心を
和ませ、慰めてくれる。
東西に延びる赤塚公園を
志村方面に抜けるつもりが
何処でどう間違えたか
下赤塚駅に戻っちまったヨ。
予定を変え、東上線沿いを
南下することにした。
東武練馬・上板橋・ときわ台。
富士見街道を行けばいいのに
クルマの多い環七を東へ。
板橋本町で旧中山道に入った。
此処は江戸四宿の一つ、
板橋の上宿(かみじゅく)。
縁切り榎の脇の日本そば屋、
「長寿庵」の店先を掠め、
石神井川に架かる、
その名も板橋に到達。
板橋区の名はこの橋が由来だ。
橋を渡れば仲宿だが
渡らずに石神井川のほとりを
王子に向けて歩みを進める。
この時点でスマホを覗くと
歩数は3万歩を超えていた。
N子サンはかなりの健脚。
恰好の歩き友だちが
出来たことを素直に歓びたい。
つき合いは長く続くことでしょう。