2023年4月21日金曜日

第3258話 ガード下で泣き笑い

今日もまた雨だ。
このところ雨の日は北千住や町屋など、
都の北に逃げていたが本日は南へ。
というか、都のど真ん中で勝負した。

メトロ千代田線を日比谷で降りた。
改札に直結のミッドタウン日比谷。
そのフードホールを抜けてゆくと
ものすごい人出だ。
雨天といえども週末とあって家族連れが目立つ。
幼子がいるとフードコートは使い勝手がよい。

有楽町ガード下の道産子酒場、
「きたぎん!」に入店。
スタッフのオネエが
「2時間制となってますが、よろしいですか?」
「2時間も居ないと思うけど・・・」
ヤなオヤジだな、素直じゃないヨ。

逆L字カウンターのてっぺんに座り、
サッポロ黒ラベルの中ジョッキ。
お通しはいつものように
一口ネギトロいくらごはんだ。

そして来れば頼むの山わさび涙巻き。
たっぷりの漬けしょうがとともに
六つ切りで運ばれた。

クウ~ッ! 強烈である。
今までに7~8回は食べているが
今日の山わさびはものすごい。
前回なんか山わさびを増量してもらったが
さほどでもなかった。

もし今回、増量してたら命が危険にさらされていた。
これぞ正真正銘の涙巻き。
不覚にもJ.C.、落涙に及んだ。
それでも涙と鼻水をチンして果敢に挑む。

生のお替わりと、以前から狙いを定めていた、
北のラムレバー炙り刺しをー。
フレッシュではないものの、
おろしニンニク、おろししょうが、刻みねぎに
味付けは塩&ごま油、こいつは美味いや、
思わず笑みがこぼれる。
涙巻きともども必注のアイテムとなった。

結局、中ジョッキを4杯飲んで会計は2726円。
13時過ぎに入って退店は14時20分。
1時間15分の滞在だった。

近々、また来よう。
そのときも山わさびとラムレバーで
泣き笑いの人生を楽しもう。

「きたぎん!」
 東京都千代田区有楽町2-1-7
 03-6205-8887