2013年7月22日月曜日

第625話 男と女のいる小部屋 (その3) この歌詞が魅了する Vol.3

いやあ、この4日間というもの、
全英オープンを堪能しましたネ。
しっかし、松山はスゴいなァ。
6位タイの成績は
タラレバながら3日目の1ペナがなけりゃ3位タイだもの。
もはや世界のトッププレイヤーの一人と言っても過言ではない。

ということで先週のつづき、布施明の「積木の部屋」である。
リンゴをかじりながら語り明かすって
いったい何個のリンゴを食ったのだろう?
まっ、若い二人が愛の小部屋に巣食っていれば、
語り合ううち夜が明けてしまうこともしょっちゅうであろうヨ。

そもそも男と女が一つ屋根の下、
狭い部屋に一緒にいたら、その行動は限られる。
語ってるか、食ってるか、飲んでるか、いたしてるか、
大方そんなとこだろう。
あとは喧嘩と睡眠かな?

ご多分にもれず、「積木の部屋」の愛は消えてしまったが
人生なんて所詮は男と女の出会いと別れの繰り返し、
別段、嘆くことでもなかろうヨ。

例によってマイ・ベストスリー・オブ・布施明は

 ① 積木の部屋
 ② めぐり逢い紡いで
 ③ 恋
  次点:カルチェラタンの雪

ヒットした「霧の摩周湖」、「シクラメンのかほり」、
「愛は不死鳥」も嫌いではないが、なぜか上位には来なかった。

3曲目は沢田研二の「白い部屋」を紹介したい。

 ♪ 朝の光りに ひとりめざめて 
   なにげなしに あなた呼んだ 
   答えなんか 聞こえて来ない 
   わかっていたはずだ 僕は 
   いつもコーヒー 冷めてしまうと 
   僕をゆすり 起こした人 
   それが今は かけがえのない 
   だいじな やさしさと知った    
   あなたが消えて こんなに部屋は
   うつろに 冷たいばかり
   むなしい広さ うずめるものは
   あなたのほかにない      ♪
         (作詞:山上路夫

加瀬邦彦の作曲、ジュリーの歌唱と合わせ、
三拍子揃った大好きなナンバーは
わが青春の想い出が詰まってもいるのだ。

=つづく=