2020年10月19日月曜日

第2504回 目をつぶれば君がいる~筒美京平に捧ぐ~ (その2)

引き続き、9年前の投稿から―。

 

1ヶ月前に観たNHK BSプレミアムの
「希代のヒットメーカー 作曲家 筒美京平」は興味深かった。
制作してくれたNHKには感謝の意を表したい。
筒美サンの肉声を聴いたのはおそらくこれが初めてで
人柄も好感度大、実に楽しい番組だった。

思い起こせば、最初に出会った曲は「バラ色の雲」。

特徴であるイントロの卓抜さが早くも発揮されている。

選び抜いたマイBest10はかくの如し(作曲年順)。

 

バラ色の雲・・・・ヴィレッジ・シンガーズ 1967

雲の上の城・・・・Kとブルンネン‘69

誰も知らない・・・伊東ゆかり ‘71

雨のエアポート・・欧陽菲菲 ‘71
ひまわりの小径・・チェリッシュ‘72

よろしく哀愁・・・郷ひろみ‘74

美貌の都・・・・・中島みゆき‘75

さようならの彼方へ・・

        内山田洋とクールファイブ‘78

たそがれマイ・ラブ・・

        大橋純子‘78

Lucky Chance をもう一度・・

        C--‘85

 

名曲揃いである、多種多彩である。

歌は世につれ、世は歌につれ、

わが人生において雨の日も風の日も

はたまた太陽がいっぱいのバラ色の日々も

傍らには常に筒美京平の歌があった。

おかげでどんなにシアワセだったことだろうか!

 

マイBest10 にシングル売り上げで最大のヒット曲にして

1979年のレコード大賞受賞曲 「魅せられて」と

やはり’71 年のレコ大曲「また逢う日まで」がランク外。

「ブルー・ライト・ヨコハマ」も入っていない。

 

このことをいぶかる読者もおられよう。

上記3曲、もちろん好きなのだが

あまりにも名曲揃いで、選からもれる結果となった。

 

ここ数日あらためて聴きまくり、希代の作曲家に惚れ直した。

そこで10 に加えAnother 20、

トータル Best 39  になるようセレクトしてみた。

おい、おい、そんなに選んでどうすんだ?

  つき合いきれんぜ」

まあ、そうおっしゃらず、もう少々おつき合いくだされ。

発表は、また明日。

 

=つづく=