2022年6月16日木曜日

第3038話 わが青春のオードリー!

オードリー・ヘプバーンが亡くなって29年。
彼女の生年も1929年、没年は1993年。
かつての日比谷映画街、デートの定番だった。
今、そこにある日比谷シャンテで
「オードリー・ヘプバーン」(原題:AUDLEY)を観た。

彼女の長男、ショーン・オードリー・ファーラーが
多くを語るドキュメンタリーは
それなりに楽しめるものの、デキには感心しない。

愛息が関わる作品だから非難はしなくとも
彼女の生き方、性格からして歓びはすまい。
悲しむハズだ。
草葉の陰で悲嘆にくれていよう。
映画は私生活を暴露してるからネ、
日本の低俗な女性週刊誌さながらに。

オードリーは好きな女優の一番手。
映画館に通い詰めた中学・高校時代に
彼女の作品はほとんど観ている。

それでは例によって
マイ・ベスト5を紹介したい。
各作品の監督と相手役、そして寸評を添えまして。

① シャレード 
  スタンリー・ドーネン ケーリー・グラント
  この名画に出逢えてしあわせ
② 暗くなるまで待って
  テレンス・ヤング アラン・アーキン
  守ってあげたいオードリー!
③ ローマの休日
  ウィリアム・ワイラー グレゴリー・ペック
  嫌いな人はおらんでしょ
④ 昼下りの情事
 ビリー・ワイルダー ゲイリー・クーパー
 大人になってようやく目からウロコ
⑤ ティファニーで朝食を
  ブレイク・エドワーズ ジョージ・ペパード
  NYに棲んだら必ずハマります
次点① 噂の二人
  ウィリアム・ワイラー シャーリー・マクレーン
  結末に悲しみつのれども
次点② パリの恋人
  スタンリー・ドーネン フレッド・アステア
  ダンスも素敵なファニー・フェイス

どうしてもオミットできず、次点は二つ。

洋画界にあって
唯一無二の輝きを放つ女優だった。
モンロー? テイラー? 目じゃないネ。
あまり知られてないが
キム・ノヴァクは二番目に好きだけど。