2023年9月7日木曜日

第3357話 ラオスの人は もち米がお好き (その2)

生春巻を箸休めにガパオライスにも
箸をつけながら食べ進む。
ちょいと遅れてカオニャオが
竹で編んだ円筒の篭でサーヴされた、

茶碗によそうと実につややか、
キラキラと輝いている。
銀しゃりってこういうのを言うじゃないかな? 
思いつつ口元に運んだ。

繊細な味わいが予想をくつがえす。
てっきり日本の赤飯かおこわの類いを想像したが
そうではなかった。

食べものとして日本のソレより、
品格が勝るような気すらしたくらい。
お見それしました、先入観ってダメだねェ。

鶏の挽き肉より粗い、
たたき肉といった感じのガパオは
ジャスミンライスが使われている。
これはこれでとても美味しい。

ドライをお替わり。
カルビアックの麺とスープは少し残したが
2種類のライスは胃に収めた。
まだ飲めるけど、もう食べられない。

ドリンクメニューをめくっていて
惹かれたのはラオラオ。
モロにラオスのネーミングは
もち米の蒸留酒、ロックで所望した。

ウグッ! コイツはキツいぜ。
40度はラクにあるだろう。
グラスの水を注ぎ足して水割りにアレンジ。
ここで渡哲也に登場願うと
浪花の小姑が喧しくなるためスルー。

ジンやウォッカより中国の白酒に近い。
突き抜け感があって旨い酒である。
もち米からできた酒となると
第一感は紹興酒なれど、
醸造酒と蒸留酒では
見た目が明らかに異なる。

帰り際、お運びの彼女に
「お店はタイの人がやってるの?」
「いいえ、みんなタイ人なんですけど、
 独りだけラオス人なんです」
「どういうこと?」
「社長がラオス人」
「何だヨ、ソレ?」

次回は高円寺の本店に行ってみようかな?
ラオス人に会えるかもしれない。
東南アジアの内陸国、
ラオスの人には今まで会ったことがないんです。


「サバイディー 阿佐ヶ谷店」 
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